繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

「できないこと」は自覚しないと恥をかく

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『恥をかかないように』と“出来るフリ”をすることで、かえって恥をかいたことはないでしょうか。

私のクライアントさん含め多くの人は『自分の短所を知るのが怖い 』『できれば知りたくない』と思っている人が多いのですが、自分の弱みに目を向けないと長所も見えてこないし、頑張りすぎたり意地を張りすぎて、結果損をすることがあります。

また中には「人に頼るのは申し訳ない」「人に迷惑をかけたくない 」という思いで自力で何とかしようとする人もいます。


では、どうすれば自分の弱みに目を向けることができるのでしょうか。


今回は最近起こった出来事をもとに「強がる」ことで起こるアクシデントとその対策についてまとめてみました。


背中から転んで“ひっくり返った亀”になったサラリーマンの話

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この前、バス停から降りて歩き出した男性がなぜか背中から転んでしまい、立ち上がろうとしても起きれないという状況に遭遇しました。

彼はまるで「ひっくり返った亀」みたいに仰向けになってただ揺れているだけ。

一人の力じゃ全く起きれないという状況でした。

 

結局は私一人の力でその男性(小太りなオジサン)を起き上がらせたのですが、支えられながら立つのがやっとで歩行困難なのにも関わらず、 100m先の家まで自力で帰ろうとしていました。

後から2人助っ人が入ったんだけど、タクシーか誰かの迎えで帰ることを勧めても断固として“自力で帰る”と拒否。

自分たちではどうすることもできなくて、最終的にはお巡りさんに対応してもらうことになりました。


あの男性には「人様に迷惑をかけたくない」「自力で帰ることぐらいできる」「誰も頼りたくない」という思いがあったのかもしれないけれど、自分でできないこと(今回は「自力では歩けない」 ということ)を自覚していないと、こんな大事(おおごと) になってしまう。


もしこの男性が素直にタクシーを呼んでいたらお巡りさんを呼ぶこ とはなかったし、そもそも朝から「脚の進みが悪い」とわかっていたのなら、転倒する前に病院で診てもらえていたかもしれない・・ 。

 

自分に「できること」と「できないこと」を正しく理解していないとこれに似たような出来事が起こります。

これは彼に限らず、どの年代のどんな人にでも当てはまる事だなぁと感じました。

 

なぜ「自分にできないこと」を自覚することができなかったのか?

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では、なぜこの男性は「自分にできないこと」を自覚できていなかったのでしょうか。

 

それは一つ、育ってきた年代が関係しているのかもしれません。

例えば、今50~60代の男性は「男は我慢」「汗水流して働け」「努力あ っての成功」「強いのが男だ」と言われてきた人たちでもあります。

絵に描いたような【頑固親父】が特徴的で、男尊女卑の時代を生きてきた分、誰かを簡単に頼ることができない世代でもあるのかなって思います。


ちなみにそれ以外の世代だと、心が強くないと生き残れない“激務な職場” で働いている人や、自分に自信が持てなかったり、誰かに傷つけら れたりして“劣等感”を感じやすい人が自分の苦手なことを認められなかったり、できるフリをしたり強がることで自分を守ろうとする傾向にあります。

本当は誰にでも「長所」と「短所」はあるはずなのに、それを本当の意味で理解していないと自分ばかりが劣っているように感じたり、「自分もできるようにならなきゃ」と勘違いしてしまうのです。

 

「強がりな自分」から抜け出す方法

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強がりな自分から抜け出すには、「自分にできないこと」は勿論のこと「自分にできること」をしっかり自覚しなければなりません。


「人には必ず長所と短所がある」と言いましたが、本来、長所と短所は表裏一体の関係にあります。

(長所 ー 短所)

・こだわりが強い、努力家ー頑固、意地っ張り

・優しい、思いやりがあるーお人好し

・賢い、頭脳派ー専門外の分野に疎い

・意志が強いープライドが高い、こだわりが強い

・ユーモアがあるー個性が強い、少数派

このように長所と短所は常にペアで存在します。

それを理解していない人は『私には何の強みもない』『自分にはあなたのような才能はない』と思っていたりするのですが、それは単純に自分の長所と短所を知らないだけ。

自分の長所と短所さえ分かれば、苦手なことを無理に頑張るのではなく【できないことは人に任せれば良い】という発想になるし、自分の得意を活かして仕事をしている人を見ても嫉妬したり、自分自身に劣等感を感じることもありません。


『自分の弱い部分を知るなんて怖い』と自分と向き合うことを恐れる人もいるけど、そうやっていつまでも自分の【個性】 を知ろうとしないから、周りの誰とも区別がつかない「 代わり映えのない自分」になってしまうんじゃないかなって思いま す。


ちなみに「人によく褒められること」が自分の長所であり、他の人が「羨ましい」と思うポイントでもあります。

その長所を振り返りながら同時に自分の短所にも目を向けてみれば 「力を抜くべきところ」が見えてくるかもしれません。


例えば私の場合、仕事をテキパキこなしたり、効率良く働いたり、 アイデアを人に託したり、誰かに何かを教えること(教育)が得意なのですが、せっかちで慌てやすかったり、相手をせかしてしまったり 、自分よがりで仕事を進めてしまうことがたまにあります。

また、体を使う仕事や人を相手にする仕事は向いているのですが、 単純作業や事務仕事など物や機械を相手にする仕事は向いていないし苦手だと理解しています。


なので、丁寧にやらなければならない仕事は誰かにチェックしてもらったり、 自分と相性が悪そうな人とは誰かを介して関わるようにしたり、エクセルやその他パソコン操作が分からない時は人に聞きまくったり、人に任せたりします。

そうやって自分に無理なく、ストレスのない関わり方を心がけるこ とで、自分だけでなく周りにとっても楽な役回りになります。


多分、無理をしてしまう人は、自分にとって苦手なことでも無理して頑張 ってしまう上に、自分一人ではどうにもできなくて、結果人の力を 借りて何とかようとしている人が殆どなんじゃないかな。
それで何とかなってるなら結果オーライなのかもしれないけれど、 「それって、そもそも無駄足じゃない?(誰かに任せた方が早いんじゃない?!)」と思うなら、無理に頑張る必要はないと思うのです。


『最初から誰かに任せるなんて申し訳ない』『まずは自分でできる ところまでやらないと』なんて思う必要はありません。

ある程度、自分の長所・短所が分かっているのなら、人に任せた方が圧倒的に効率がいいと

分かるはず。


なので変に強がったり、劣等感を感じなくなるまでは「自分はどんな人間なのか?」に目を向けることです。


苦手なこと、自分一人じゃ難しいことはどんどん人に任せちゃいましょう!

 

noteもやってます♡

“うつ”を経験しているすべての人へ

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真面目で誠実で、努力家な上に優しい人ほど、なぜか「嫌がらせ」 を受けることがよくありますが、これを脱却する方法をご存じでし ょうか。

多分、ほとんどの人がそれを知らなくて、逃れられないがゆえに「 人の言いなり」になっていたり、その苦しみから逃れられずに今で も“うつ”と闘っているんじゃないかなって思います。


ただ、そんな苦しい思いをしなくても、(薬やお酒、食べ物に頼ら なくても)楽になる方法があるということを忘れないで欲しい。

そもそも「相手の要望や期待に応えること」と「相手の言いなりに なること」「相手のワガママや理不尽な言動を受け入れること」 は全くの別物。


周りの人に『今までもそうやってきた』『辛いのはアナタだけじゃ ない』『アナタも、もっとできる』と言われたとしても、 その言葉に惑わされてはいけません。

もしかしたら、周りの人は長年続けてきた習慣から逃れられずにい るのかもしれないし、自分と同じように相手の言い分に丸め込まれ ているだけかもしれない。


その現状を変えられるのは“違和感”を感じられた人のみ。

その「違和感」にいち早く気づいて、組織に変化をもたらすことが 、むしろ私たちの課題なんじゃないかと感じています。


“うつになりやすい人”の定め

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「うつ」や「燃え尽き症候群」になりやすい人には、ある特徴があ ります。

世間ではよく「真面目な人ほどなりやすい」と言われていますが、 「真面目さ」に付け加えて「誠実さ」「努力家」「優しい」といっ た特徴を持った人が「うつ」燃え尽き症候群」になりやすい傾向 にあります。


ちなみに私自身、自分のことを真面目だとは数ミリも思っていない し、責任はなるべく負いたくないと常々思っているのですが、それ でも「自分の考えていること」「これと決めたこと」はキッチリと やりたいタイプだからか「うつ」になりやすい体質のようで、看護 師の新人時代は重度のうつを経験したことがあります。

ただ、精神的苦痛を感じていたのはその時ばかりではありません。

次に移った病院の先輩、夜の仕事のお客さん、バイト先の居酒屋の 店長2人と料理長、ここ最近では訪問入浴のお客さんからも嫌がら せを受けていました。

(↑改めて振り返ってみると結構ヤバいw)


自分では普通にしていても何故か目を付けられてしまうのは、もは や宿命なんじゃないかとすら思っています。笑


じゃぁ、なぜこんなに目を付けられてしまうのでしょうか。

それは「自分を殺してでも相手のために行動できる」という犠牲心 が上手く利用されていることや、「ギフテッド(繊細人) 特有の本質を見抜く目を恐れる相手の対抗心」が関係しているんじ ゃないかと思っています。


前者は凄く分かりやすいと思います。

虐めの対象になりやすい人の特徴でもありますが、「自分の都合に 合わせてくれる人」「自分のワガママを聞いてくれそうな人」 であり「自分のストレスの捌け口」になりそうな人が虐めや嫌がら せを受ける対象になります。

そういう意味では、私も最初の印象では「従順そう」「ワガママが 通りそう」だと思われるのかもしれません。


ただ、私が他の人と違うのは「ただの言いなりにはならない」とい うところ。

『この人は人の弱みに付け込んで「自分のワガママ」や「理不尽な 行動」を押し通そうとする人だ』と冷静な目で見てみるとわかって しまうからこそ、相手の痛いところを突くことができてしまうんで す。


例えば、

「何で他の人には注意しないのに、私にばかり指摘してくるんです か?」
「私は言われた通りに○○していますよ」

というように、「これおかしいな?」と思ったことは素直に主張す ることができます。


また誰とも平等に接することができるので、相手が嫌がらせしてく る人だったとしても普通に挨拶をしたり、話しかけたりすることが できます。


そうなると、相手は単純に面白くないんでしょうね。

『素直にワガママを聞き入れると思っていたのに、コイツには何か 見透かされている気がする。』『これだけ嫌がらせをしているのに 動じないなんて、生意気だ!!』と反撃するかのように、何をやっ てもこっちの言い分は聞き入れなくなるのです。

 

「人の言いなり」から逃れる方法

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うつ経験者をはじめ、嫌がらせを受けやすい人は「嫌がらせに対す る注意・警告」を促したり「根本的な問題を回避するために上の人 (管理組織)に報告する(通報)」ことが重要。

本当に、これに尽きます。


結局、虐めや嫌がらせを受け続けるということは「どう考えても、 これはおかしい」という現状を鵜呑みにして受け入れ続けているこ とが原因。

これは一種の洗脳にかかっている状態だからこそ、そこから簡単に 抜け出すことができないという現状があります。


なので、その現状から抜け出したいのであれば「どうかんがえても 、これはおかしい」という部分に少しでも早く気づけることが大切 です。


例えば「自分自身の限界」を知っておくことも一つ。

任せられた仕事をこなそうとしても「精神的に辛くて思うように仕 事ができない」「この人とこれ以上一緒に働くのは生理的に無理」 「他の人にはできても、自分にはこんなにできないものなのか・・ 」と思うことって多々あると思いますが、そう感じた時が自分の限 界に目を向けるべきタイミング。

 

そもそも、その「何か」が原因で仕事のパフォーマンスが下がって しまうのであれば、どっちみち「この仕事に生産性はない」という 事実を受け止める必要があります。

そこで強がって無理をしようとするから「うつ」になるんです。

無理して頑張ろうとせず、「無理なものは無理」とキッパリ切り捨 てることも大切です。

 

また「違和感」に気づくためには【精神を正常に】保っておく必要 があります。

人は感情に支配されると、冷静に物事を認識したり、判断すること ができなくなってしまいます。

相手が良かれと思ってやってくれたことをネガティブに捉えてしま ったり、相手の意図を誤って受け取ってしまった事が原因でミスや 事故を引き起こしたり、精神的な疲れによっていつものように仕事 ができない、といったことが起こりかねません。


そうならない為には、気持ちを落ち着ける習慣を取り入れる必要があります。


私が最近、最も効果があると実感しているのは「朝のヨガ(瞑想) 」ですが、これのおかげで「お客さんからの嫌がらせ」に気づく ことができ、上の人に報告してサービスを終了させる流れまで持っ ていくことができました。

まさに根本的な打開策を見つけることができたのですが、これは今 まで『退屈だし、興味がない』と思っていたヨガ(瞑想)が【 認知力、判断力、記憶力、運動能力】などを司る脳にも良いという ことを早い段階で実感することができたからでもあります。


朝、仕事の前にやるのが一番効果的!

珈琲を1杯飲むよりも頭が冴えるので、本当にオススメです。

 

まとめ

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会社という組織にいると「前から続けているし、今までも色んな人 がやってきたからあなたもできるでしょ」と苦痛な出来事を押しつ けられたり、理不尽な言動に耐えなきゃいけないこと多々あると思うし、その問題を解決する上で根本的な問題を解消することが「長年続けてきた古い習慣」 を断ち切ることに繋がるかもしれません。

「違和感」を見つけたり、自分の苦痛な思いを主張することは難し いことかもしれないけれど、でも【自分自身が耐えられない】 という現状が結果であり、すべてだと思うのです。


『自分がこの仕事を断ったら、他にできる人がいなくなってしまう 』
『自分が仕事を辞めることで会社に迷惑がかかるかも』
『無理だと言ったところで聞いてもらえないかもしれない』
『他の人は耐えているのに、自分だけが辞退するのはおかしいかな ・・。』

そんな風に思うこともあると思いますが、あなたが行動しなければ 何も始まりません。


私が「無理です」と言わなければ多くの人が嫌な思いをし続けていたのと同じように、困っている人が行動を起こさないことで変わらない(変えられない)現実ってあると思います。

そういった「誰にも変えられないもの」を変えていくのが、“うつ 経験者”の役割なのではないでしょうか。


これは自分にだけでなく、自分の身の回りの人を守るための対策でもあります。

少しでも早く違和感に気づくことが人間関係の心地良さに繋がるんじゃないかなって思っています。

 

 

noteもやってます♡

ADHDの「集中できない」「注意力散漫」を解消する〇〇習慣とは?!

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頭の回転は速いはずなのに目の前の仕事に集中できない、注意されたことを直そうと意識しているはずなのに、何故かまたミスをしてしまう・・。

そんな風に「集中できない」ことに悩まされた経験はありませんか ??


ADHDと呼ばれるHSS型ギフテッドは、頭の回転は速いものの 、注意力が散漫になりやすく注意力が低下しやすい。

その理由は生まれつき脳内の「灰白質」という物質の体積が少ないから。


この灰白質を意図的に増やしていくことで、集中力を高められるだけでなく、感情をコントロールすることが出来るようにもなります。

今回は、集中力を高める要素は一体何なのか、何をすれば集中力が高めることができるのかについてまとめていきました。

発達障害人は、生まれつき灰白質が少ない?!

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ADHD(多動・注意欠陥障害人)に限らず、アスペルガー症候群自閉症)を含む発達障害人は生まれつき脳の灰白質の体積が少ないことが明らかになっています。

この「灰白質」が少ないと、集中力が保てなかったり、注意力が散漫になったり、感情が抑えられず衝動的になったり、その場の状況や人の言葉を正しく認識できずに悲観的になりやすかったりもするのですが、

うつや統合失調症、境界線障害などの精神疾患を持った人を見ても 、感情的になったり、何かに依存したり、状況を正しく認識出来ない様子を見てみると、前頭葉の「灰白質」が何かしら関係しているのかもしれません。


私自身、落ち着きがなかった訳ではありませんが、常に頭の中はせわしなくて「言いたいことがまとまらない」「言いたいことが上手く伝えられない」という“症状”には悩まされていました。

 

“生まれつきの体質なら仕方ない”

と半ば開き直ってそんな自分を受け入れるようにしていたのですが、 自分の行動を見直していくうちに「集中力の低下は改善できる」という答えに行き着きました。

 

灰白質が少ないと起こる現象

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灰白質の作用について調べてみると、

灰白質とは、脳の部位の名前です。灰白質には、ニューロンと呼ばれる神経細胞の体(細胞体)が集まっています。灰白質には、運動神経、反射神経、感覚神経、記憶、思考力など、私たち人間が生きていく中で必要なあらゆる機能を司るニューロンがあるといわれています。特に脳の前方に位置する前頭葉前頭前野灰白質は、主に感情のコントロールに重要な役割を果たす部位です。

瞑想が灰白質に与える効果とその理由を解説!実際の瞑想のやり方も | Relook瞑想メディア

と書かれてありました。


つまり灰白質の体積が少なく十分に機能していないと、

  • 一つのことに集中できない(同時にやろうとしてしまう)
  • 注意力が散漫になる
  • 落ち着きがない
  • 周りばかりが気になる
  • 周囲に目を向けられない(協調性がなくなる)
  • 飽きっぽい

といった、まさにADHDの主な症状といわれる特徴が浮かび上がってきます。

 

「生まれつき灰白質が少ないと分かっていれば、もう仕方がない。 」
「この症状を治すには薬でどうにかするしかない」

という思いから薬を飲むようになった人もいると思いますが、実は灰白質の減少は【現代病】でもあることがわかりました。

 

【現代病】スマホ依存の恐怖

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iPhoneAndroidなどの“スマートフォン”が主流に なってからというもの、多くの人がスマホを手放せずにいるのではないでしょうか。

私もその一人で意識しなければ携帯ずっとをいじっていることもありますが、このスマホが手放せなくなっている状態がまさに【スマホ依存】の状態。

 

一度試してみると分かるのですが、スマホ依存になっている人はスマホを別の部屋に置くか、機内モードにして「1時間、 携帯を一切をいじらない」という状況を作ると、 携帯に触れたくてソワソワしてきたり、つい携帯に手を伸ばそうとしてしまいます。


このスマホ依存の状態が続くと脳の「灰白質」にも影響が出て、集 中力や認知機能、記憶力や思考力の低下に繋がるということが明らかになっています。

東北大学加齢医学研究所川島隆太所長が仙台市在住の児童・生徒224名を3年間追跡調査し、日常生活習慣と認知機能発達や脳発達の関係を解析したところ、インターネット習慣がない(あるいは少ない)子どもたちは、脳の活動に重要な大脳灰白質の体積が増加(発達)。それに対し、ほぼ毎日インターネットを使用する子は大脳灰白質の体積増加は平均値がほぼゼロに。つまり、大脳灰白質の発育に遅れが認められたそうです(※1)。

※1:川島隆太『最新研究が明らかにした衝撃の事実――スマホが脳を「破壊」する』(集英社


つまり、この「集中力の低下」という現象は、発達障害精神障害 と呼ばれるギフテッド(繊細人)のみならず、多くの現代人に見受 けられるということ。


灰白質の減少」は意図的に抑えいくこともそうですが、「灰白質 を増やしていくこと」も私たちにとっては重要な課題になります。

 

集中力を高める「マインドフルネス」は理にかなっていた!!

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成功者や経営者は必ずと言っていいほど「マインドフルネス」を習慣にしています。


マインドフルネスとは「瞑想」のことを指しますが、「瞑想」というとスピリチュアルなイメージが強くて、中々関心が持てない方もいるのではないでしょうか。

私も以前までは「ただのおまじない」だと思っていたし、やっても退屈だからそこまで重要視していませんでした。


でも「集中には灰白質の働きが必要」だとわかってからは、マインドフルネス(瞑想)を積極的に取り入れるようになりました。


ただ瞑想するのも退屈なので、私の場合は「ヨガ」のアプリを使って【朝のヨガ】を習慣にしています。

初心者のためのヨガ、アーサナポーズ

初心者のためのヨガ、アーサナポーズ

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  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

最近は「朝活」がマイブームになっていて、朝ヨガを始めてからは目の前の仕事に集中できるようになり、意識が散漫になりにくくなった(気持ちを落ち着かせることができた)ことを実感しています。


これはデジタルデトックスにも通じる話ですが、頭を一旦空にする(頭を使うことから離れる)ことによって【脳疲労( オーバーフロー脳)】を解消し、灰白質を増やすことができるのだとか。


そういう意味では、スマホに依存している人は情報に触れすぎて脳疲労の状態を起こしがちなので、デジタルデトックススマホを手放す習慣を身につける必要があります。

 

スマホをいじることに慣れていると、どうしても手放すことが惜しいと思う人もいるかもしれません。

ですが、実際にデジタルデトックスをやってみると、普段よりも時間にゆとりがあることに気がつきます。

 

TikTokYouTubeの動画を観ていると気づいたら1時間も経ってた、なんて経験がある人もいるかとは思いますが、スマホをいじっている時も全く同じ状態。

知らない間にスマホに時間を奪われているのです。


デジタルデトックスで時間のゆとりが出来れば、貴重な自分の時間を大切にできます。

友達や恋人、家族と過ごす時間の大切さにも気づけるし、趣味を心 から満喫することもできます。

 

マインドフルネスもデジタルデトックスも、一度騙されたと思ってやってみてください。

今までとは違った世界が見えてくることに間違いありません。

 

 

 

 

noteもやってます♡

 

職場で孤独感を感じる繊細人の共通点

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ギフテッド(繊細人)は少数派だからこそ、周りの人(常識人)に は元々理解されにくい傾向にありますが、職場ではわりと自ら「孤独になる」という選択をしていることがあります。


それは「一人で黙々と作業すること」を好んでいたり、「効率化」「スピード重視」で仕事を進めることがあるから。

内向型であれば「孤独が好き」だと解釈している人も少なくないと は思いますが、

チームワークが必要な職場では【個人プレイ( 孤独でいること)】で損をする役回りになることも。


どうせしっかりと仕事をしているのであれば、チームワークや人間関係を意識することで、更に仕事効率を上げたり、会社全体のパフォーマンスを上げることに繋がるんじゃないかなって思います。

孤独感を感じやすいギフテッド(繊細人)の共通点

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仕事を上手くこなしているのに、何故か「職場の人間関係に溶け込むことができない」と感じることってありませんか??

「有能な人ほど孤立しやすい」その理由は、個人プレイに走りがちになってしまうことが考えられます。

・仕事はテキパキこなしたい
・効率よく仕事することに快感を感じる
・行動が遅い人、理解力がない人を見るとイライラしがち
・人目を気にせず意見を主張することができる
・何かに納得しないまま仕事を進めたくない

↑このような特徴を持つ人は個人で能力を発揮することが得意な反面、個人プレイに走りやすい傾向にある。

ついつい周りの人の意見よりも自分の意見を強く主張していたり、 自分一人の行動に集中しすぎて周りが見えなくなってしまうことがよくあります。

「単純化」「効率化」「スピード重視」に仕事を進められることは 素晴らしいことですが、自分の苦手な部分を周りの人が支えてくれているということを忘れてはいけません。

 

職場の人を、アナタはどれくらい理解していますか??

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たとえ仕事が完璧にできていたとしても、最終的に周りが評価するのは、その人の人間性「人当たり」だったりします。


仕事をしていて

「完璧に仕事をこなしているのに、なんでそうじゃない人の方が評 価されるんだ!」

「なんであの人は仕事のミスが多いのに、周りの人には許されてば かりいるんだろう」

と思うこともあるかもしれませんが、

仕事を完璧にこなせなくても「トラブルが起こった時に上手く対処できる人」「周りの人の力を借りて仕事を回すことができる人」が 評価されるのが会社というものです。


そのように立ち回れる人には、個人プレイに走りがちな人にはない 【広い視野】と【サポート力】【周りの力を借りる力】 があります。

それぞれの能力を伸ばすためには、一緒に働く人の"人となり"を 理解することが必要になります。

 

トラブルにも上手く対処できる人、人当たりが良い人を見ると、そ の人の「性格」や「考え方」「趣味、嗜好」までを良く見ているな 、と感じることってありませんか??

相手を理解すればするほど、その人の欠点や苦手分野から起こりう る問題やミスを予測したり、改善策が導きやすくなります。


周りが見えなくなってしまう人たちにとって、「周りを見て動くこ と」は仕事をする上での盲点。

もっと人を知り周りを見ながら動くことを心がければ、人間関係が築けるだけじゃなく、助け合いの中から得られた気づきを仕事に活かすことが出来るんじゃないかなって思います。

嫌なことほど繰り返されるのはなぜ??負の感情と向き合う本気 のマインドセット

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普通に生きていると、嫌いな人と一緒に仕事をしなければならなか ったり、苦手な仕事をどうしてもやらなきゃいけないことってありますよね。

 

そんな時に大事なのは「受け止め方」を変えること。


皆さんは嫌な出来事と向き合わなければならないとき、どうやって 気持ちを切り替えていますか??


やりたくないことをただ我慢していたり、嫌なことを嫌々やってい ても辛いだけ。

 

今回は「負の感情」と上手に向き合いながら、ストレスを緩和させ ていく方法についてお伝えしていきます。

 

感情を溜め込んで、いつまでモヤモヤしてるの??

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・嫌な仕事を断っても、似たような仕事を任される
・苦手な人となぜかシフトが重なる
・イライラしている時に限ってミスを繰り返す・・

 

「嫌なこと、辛いことは続く」と言いますが、こんな風にネガティブな出来事って不思議と重なりますよね。

 


では、なぜ嫌な出来事がこんなにも重なるのでしょうか。

 

その理由は「ネガティブな感情をそのままにしているから」というのが一つ挙げられます。


ほとんどの人は「常識」「大人のルール」を優先しがちで【自分が 希望していること】よりも【相手の意見】に合わせがち。

 

 

もちろん仕事をする上では、会社や人に合わせることも「ある程度は」必要です。


ただこれが「当たり前」になってしまうと「嫌だ」「やりたくない 」と思う気持ちにまで蓋をして、納得いかなかろうが、 我慢をしてでもやろうとします。

 

納得せずに、我慢しながら嫌なことをやろうとすると、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいます。


この「ストレス負債」が蓄積してしまうと、そのシワ寄せが大きな 波になってまた自分自身に降りかかってきます。

 

・感情をコントロール出来ずに癇癪を起こす
・旦那(嫁)、子供に当たる
・イライラで仕事が思うように進まない
・爆食いして太る(もしくは急激に痩せ細る)
・嫌な出来事が重なって踏んだり蹴ったりになる

といった出来事が起こるのは、それが理由。

 


また負の感情は「ネガティブなエネルギー」を持っているため、嫌な出来事、苦手な人など自分が望んでいないものと共鳴し合います 。

 

「嫌だ嫌だ」と思うほどに、嫌な出来事は重なります。


この負のスパイラルから抜け出すには、「負の感情」と上手に向き合うこと以外に方法はありません。

 


「負の感情と向き合う」とは・・?

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「負の感情と向き合う」というと「嫌なことでも我慢する」「自分 のダメな部分と向き合わなければならない」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

 

「負の感情と向き合う」とは「自分の気持ちに折り合いをつける」 ということ。

 


例えば、

 

・何のためにこれをやっているのか?(どんなメリットがもたらさ れるのか?)


・どんな試練が与えられているのか?(これを乗り越えたらどんな 良いことが待っている?)

 

という風に捉え方を変えると「嫌だ」という感情ではなく「やって やろう!」という気持ちが湧いてきます。


ストレスを緩和させていくためには、この考え方がとても重要。

 

 

そして「やりたくない」という感情のまま行動しない、というのも大切です。


人は納得しないまま行動すると「人に言われたから、仕方なくやった」と誰かに依存したまま行動するようになります。

 

また何かミスや事故があった時も「自分は悪くない」と誰かのせい にするようにもなります。


言われるがままの行動は主体性を失うので、仕事をしていても成長は見込めません。


「やりたくないこと」を任された時に大事なのは、納得した上で行動すること。

 

自分が納得するまで人に話を聞いてみたり、理解できないことは自 分なりに解釈して「行動してもいい」と思えるまで気持ちを整えていく。

 

これを心のモヤモヤが消える段階までやっていくと、ストレスを溜めることなく行動に移せます。

 

 

私が実践しているストレス緩和の5大ルール

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私は実際に↓この方法でストレスを緩和させています。

私自身、明るくて前向きなので「ネガティブな感情」になりにくい と思われることもありますが、けしてネガティブな感情にならない訳ではありません。

 

これは私以外のポジティブ思考な人にも言えますが、私たちのよう な人は「ネガティブな出来事の捉え方」「負の感情との向き合い方 」がとても上手いんです。


私の日常を振り返ってみても【いかに前向きに捉えるか】ばかりを考えています。

 

それは嫌なことでも無理して「好き」になろうとしたり、「私はできる!」と自分に暗示をかけるものではありません。


自分なりに「捉え方(見方)」を変えて、嫌な出来事でもストレス なく受け入れられるように「心の準備」をしっかりしているのです 。

 

 

よくポジティブ思考ばかりを推奨しているスピリチュアル業界では 、稼がず浪費ばかりしている人に対しても「私は豊かだ」「私はお金持ちになれる」と自己暗示することを勧めていたりしますが、それでは一向に変わりません。

 

・稼がない理由は何なのか
・何に浪費しているのか
・そもそも、本当にお金持ちになりたいのか

 

と「色んな角度で見ていく(捉え方を変える)」から、

 

・仕事するのが面倒(稼ぐには面倒さと向き合うことが必要)
・必要かどうかよりも、その時欲しいものを買っている
・ゴージャスな暮らしには興味ない(今の生活に少しでもゆとりが 欲しい)

 

という「悩みの種」が見えてきて【単純に必要なものだけを買え ばいいんだ!】【もっとお金にゆとりが欲しければ働けばいい】と考え方を切り替えることができます。

 


人が行動するときは「自分が目を背けていること」に初めて気づけたとき。


「負の感情」をそのままにしないからこそ、前向きに取り組むことができるようになるのです。