繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

“うつ”を経験しているすべての人へ

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真面目で誠実で、努力家な上に優しい人ほど、なぜか「嫌がらせ」 を受けることがよくありますが、これを脱却する方法をご存じでし ょうか。

多分、ほとんどの人がそれを知らなくて、逃れられないがゆえに「 人の言いなり」になっていたり、その苦しみから逃れられずに今で も“うつ”と闘っているんじゃないかなって思います。


ただ、そんな苦しい思いをしなくても、(薬やお酒、食べ物に頼ら なくても)楽になる方法があるということを忘れないで欲しい。

そもそも「相手の要望や期待に応えること」と「相手の言いなりに なること」「相手のワガママや理不尽な言動を受け入れること」 は全くの別物。


周りの人に『今までもそうやってきた』『辛いのはアナタだけじゃ ない』『アナタも、もっとできる』と言われたとしても、 その言葉に惑わされてはいけません。

もしかしたら、周りの人は長年続けてきた習慣から逃れられずにい るのかもしれないし、自分と同じように相手の言い分に丸め込まれ ているだけかもしれない。


その現状を変えられるのは“違和感”を感じられた人のみ。

その「違和感」にいち早く気づいて、組織に変化をもたらすことが 、むしろ私たちの課題なんじゃないかと感じています。


“うつになりやすい人”の定め

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「うつ」や「燃え尽き症候群」になりやすい人には、ある特徴があ ります。

世間ではよく「真面目な人ほどなりやすい」と言われていますが、 「真面目さ」に付け加えて「誠実さ」「努力家」「優しい」といっ た特徴を持った人が「うつ」燃え尽き症候群」になりやすい傾向 にあります。


ちなみに私自身、自分のことを真面目だとは数ミリも思っていない し、責任はなるべく負いたくないと常々思っているのですが、それ でも「自分の考えていること」「これと決めたこと」はキッチリと やりたいタイプだからか「うつ」になりやすい体質のようで、看護 師の新人時代は重度のうつを経験したことがあります。

ただ、精神的苦痛を感じていたのはその時ばかりではありません。

次に移った病院の先輩、夜の仕事のお客さん、バイト先の居酒屋の 店長2人と料理長、ここ最近では訪問入浴のお客さんからも嫌がら せを受けていました。

(↑改めて振り返ってみると結構ヤバいw)


自分では普通にしていても何故か目を付けられてしまうのは、もは や宿命なんじゃないかとすら思っています。笑


じゃぁ、なぜこんなに目を付けられてしまうのでしょうか。

それは「自分を殺してでも相手のために行動できる」という犠牲心 が上手く利用されていることや、「ギフテッド(繊細人) 特有の本質を見抜く目を恐れる相手の対抗心」が関係しているんじ ゃないかと思っています。


前者は凄く分かりやすいと思います。

虐めの対象になりやすい人の特徴でもありますが、「自分の都合に 合わせてくれる人」「自分のワガママを聞いてくれそうな人」 であり「自分のストレスの捌け口」になりそうな人が虐めや嫌がら せを受ける対象になります。

そういう意味では、私も最初の印象では「従順そう」「ワガママが 通りそう」だと思われるのかもしれません。


ただ、私が他の人と違うのは「ただの言いなりにはならない」とい うところ。

『この人は人の弱みに付け込んで「自分のワガママ」や「理不尽な 行動」を押し通そうとする人だ』と冷静な目で見てみるとわかって しまうからこそ、相手の痛いところを突くことができてしまうんで す。


例えば、

「何で他の人には注意しないのに、私にばかり指摘してくるんです か?」
「私は言われた通りに○○していますよ」

というように、「これおかしいな?」と思ったことは素直に主張す ることができます。


また誰とも平等に接することができるので、相手が嫌がらせしてく る人だったとしても普通に挨拶をしたり、話しかけたりすることが できます。


そうなると、相手は単純に面白くないんでしょうね。

『素直にワガママを聞き入れると思っていたのに、コイツには何か 見透かされている気がする。』『これだけ嫌がらせをしているのに 動じないなんて、生意気だ!!』と反撃するかのように、何をやっ てもこっちの言い分は聞き入れなくなるのです。

 

「人の言いなり」から逃れる方法

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うつ経験者をはじめ、嫌がらせを受けやすい人は「嫌がらせに対す る注意・警告」を促したり「根本的な問題を回避するために上の人 (管理組織)に報告する(通報)」ことが重要。

本当に、これに尽きます。


結局、虐めや嫌がらせを受け続けるということは「どう考えても、 これはおかしい」という現状を鵜呑みにして受け入れ続けているこ とが原因。

これは一種の洗脳にかかっている状態だからこそ、そこから簡単に 抜け出すことができないという現状があります。


なので、その現状から抜け出したいのであれば「どうかんがえても 、これはおかしい」という部分に少しでも早く気づけることが大切 です。


例えば「自分自身の限界」を知っておくことも一つ。

任せられた仕事をこなそうとしても「精神的に辛くて思うように仕 事ができない」「この人とこれ以上一緒に働くのは生理的に無理」 「他の人にはできても、自分にはこんなにできないものなのか・・ 」と思うことって多々あると思いますが、そう感じた時が自分の限 界に目を向けるべきタイミング。

 

そもそも、その「何か」が原因で仕事のパフォーマンスが下がって しまうのであれば、どっちみち「この仕事に生産性はない」という 事実を受け止める必要があります。

そこで強がって無理をしようとするから「うつ」になるんです。

無理して頑張ろうとせず、「無理なものは無理」とキッパリ切り捨 てることも大切です。

 

また「違和感」に気づくためには【精神を正常に】保っておく必要 があります。

人は感情に支配されると、冷静に物事を認識したり、判断すること ができなくなってしまいます。

相手が良かれと思ってやってくれたことをネガティブに捉えてしま ったり、相手の意図を誤って受け取ってしまった事が原因でミスや 事故を引き起こしたり、精神的な疲れによっていつものように仕事 ができない、といったことが起こりかねません。


そうならない為には、気持ちを落ち着ける習慣を取り入れる必要があります。


私が最近、最も効果があると実感しているのは「朝のヨガ(瞑想) 」ですが、これのおかげで「お客さんからの嫌がらせ」に気づく ことができ、上の人に報告してサービスを終了させる流れまで持っ ていくことができました。

まさに根本的な打開策を見つけることができたのですが、これは今 まで『退屈だし、興味がない』と思っていたヨガ(瞑想)が【 認知力、判断力、記憶力、運動能力】などを司る脳にも良いという ことを早い段階で実感することができたからでもあります。


朝、仕事の前にやるのが一番効果的!

珈琲を1杯飲むよりも頭が冴えるので、本当にオススメです。

 

まとめ

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会社という組織にいると「前から続けているし、今までも色んな人 がやってきたからあなたもできるでしょ」と苦痛な出来事を押しつ けられたり、理不尽な言動に耐えなきゃいけないこと多々あると思うし、その問題を解決する上で根本的な問題を解消することが「長年続けてきた古い習慣」 を断ち切ることに繋がるかもしれません。

「違和感」を見つけたり、自分の苦痛な思いを主張することは難し いことかもしれないけれど、でも【自分自身が耐えられない】 という現状が結果であり、すべてだと思うのです。


『自分がこの仕事を断ったら、他にできる人がいなくなってしまう 』
『自分が仕事を辞めることで会社に迷惑がかかるかも』
『無理だと言ったところで聞いてもらえないかもしれない』
『他の人は耐えているのに、自分だけが辞退するのはおかしいかな ・・。』

そんな風に思うこともあると思いますが、あなたが行動しなければ 何も始まりません。


私が「無理です」と言わなければ多くの人が嫌な思いをし続けていたのと同じように、困っている人が行動を起こさないことで変わらない(変えられない)現実ってあると思います。

そういった「誰にも変えられないもの」を変えていくのが、“うつ 経験者”の役割なのではないでしょうか。


これは自分にだけでなく、自分の身の回りの人を守るための対策でもあります。

少しでも早く違和感に気づくことが人間関係の心地良さに繋がるんじゃないかなって思っています。

 

 

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