繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

頭が良くても仕事ができない人の共通点

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・勉強はできたし資格も取れたのに、就職したら仕事が追いつかない。
・何度教わっても頭に入らないし、ミスばかり。
・同期と同じように仕事が覚えられないのはなんでなんだろう・・ 。

そんな悩みを抱えていたり、仕事が中々覚えられない新入社員に悩まされた経験はありませんか??

大学では勉強ができて優秀な人でも、仕事を身体で覚えられなかったり、誰かに指示されるまで動けなかったり、指摘を受けても中々改善できない人は意外といます。


その理由は、学校で学ぶ授業は受け身の教育であり、自分で考えて自発的に動くということをやってこなかったから。


またスマホがあれば気になることをすぐに検索できるため、考えなくても答えを手に入れることができます。

そしてデジタル化社会(特にスマホ社会)になってからは「考える脳」がどんどん衰えているため、考えることができない人がますます増えているのが現状。


仕事ができるようになるためには「仕事を覚えること」よりも「頭で考えながら動くスキルを身につけること」の方が、現代人にとって必要なんじゃないかなって思います。


現代人は「デジタル脳」で思考停止状態になっている?!

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座学に慣れている新卒の人や言われたことしか基本的にやらない人ほど「現場で動けない」「仕事ができない」という話を耳にします。

そのような人は受け身で過ごす機会が多かった分、自分の頭で考えて、判断して、行動することが苦手なのかもしれません。


私自身の新人時代を振り返ってみても、いくつか思い当たる節があります。

勿論、社会人に成りたての頃は右も左も分からない分、仕事ができなくて悩むこともありましたが、同期が着々と仕事を覚えてこなしていく傍ら、私は同じことを注意されたりミスの繰り返しで全然仕事を覚えられずにいました。

今思えば、自分のプライドが邪魔して「わからない」と言えなかったり、激務によるストレスで思考回路が塞がっていたんだとわかり ます。


ちなみに最近の新卒の人に多いのが「自分で考えて積極的に行動していない」という点。

私が新卒だった頃は、曲がりなりにも「まずは言われたことはやろう」「次は自分から動いてみよう」と、どこかしら身体を動かしな がら覚えようとしていた記憶があります。

ですが、今の新卒の人は「ボーッとただ見ているだけ」だったり「 言われてもすぐに動かない」という様子が多々見受けられます。


多分「何かやらなきゃいけない」という気持ちはあるのかもしませんが、思考停止していて身体が自由に動けない状態にあるのかもしれません。


これが現代人が陥っている「デジタル脳」の怖いところ。

スマホが普及したことで分からないこと、調べたいことがあったら すぐに検索できるし、退屈な時間はSNSやアプリで時間を潰せるため考える必要がない上に、常に多くの情報を浴び続けているため脳を休ませることができません。


脳の使い方を考えていかないと、これからの時代はより生きづらさを感じることになるかもしれません。


仕事ができない人の共通点

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仕事が中々覚えられない人にはある共通点があります。

それは、

・自分の苦手なことを理解していない
・何をするにも頭で考えすぎてしまう
・周りとコミュニケーションがとれていない
・分からない(曖昧な)状態で進めてしまう
・何でもメモする癖がある
・小さなミスをそのままにしてしまう

というもの。

まず前提として、しばらく働いている職場が報連相ができない( しづらい)環境」なんだとしたら、働く環境を選び直す必要があります。

私が以前に働いたいくつかの職場もそうですが、自分に合わない仕事、環境、人間関係の職場はどんなに頑張っても上手くいかないことが多く、精神的にも追い詰められる危険性もあります。

そういう場合は、今後の働き方についてもう一度考えていく必要があります。


ただ、まだ社会人に成りたてで「自分の向き不向きがわからない」 ということであれば話は別。

仕事が上手くいかなくて悩んでいたとしても、それを投げ出しては いけません。


(過去の自分を含め)仕事が上手くいかない人は、自分に分からないことがあっても人に相談しなかったり(できなかったり)、 分からないまま仕事を進めようとします。

これではバランス感覚を養っていない人が綱渡りするようなもの。

「曖昧なことはやらない」と決めて自分が納得するまで人に聞く必 要があるし、聞いてもわからなかったり、自分にできそうになけれ ば思い切って誰かにお願いすることも必要。


それをするからミスを防げるし、自分がやるよりも早く仕事が終わるもの。

できるまでに時間がかかりそうなことは、できるようになるまで誰かに手伝ってもらったっていいんです。


また困ったことを相談したり、苦手な仕事をお願いするための環境作りは凄く重要。

新人時代の同期は、これが本当に上手で「できないこと」「苦手なこと」「ミスに繋がりそうなこと」はすべて愛嬌とコミュニケーションでカバーしていました。


そう、仕事が慣れないうちは「コミュニケーション」がとれると、 かなり有利です。

人たらし(多くの人に好かれやすい接し方をする人)って、どんなに仕事ができなくても上手く周りにカバーされて仕事が回ってしまうことが多いんですよね。


私も色んな仕事を経験して、このスキルの重要性に気づかされまし た。


あとは「学びの姿勢になりすぎない」こと。

学生が座学を受けるのと、社会人になって働くのとでは脳の使い方が全く違います。


私が今まで関わった人を見てみても「メモをとる人」ほど仕事ができない人が多かったように思います。

そもそも「メモをとる」という姿勢が受け身の姿勢だから、自主的 に動こうという思考回路になっていないんですよね。


勿論、メモをとること自体を否定している訳ではありません。

「頭で覚える必要がないこと」はメモする必要があると思います。


ですが、仕事の大半は身体で覚えた方が身につきやすいし、頭を使 う機会が増えれば要領良く仕事ができるようにもなります。

頭を使う工夫をした方が、結果的に仕事を早く覚えることができるんですよね。


まとめ

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頭の使い方一つで仕事の取り組み方が変わるし、仕事効率もかなり上がります。


それは私自身の経験を通しても明らかになったこと。

今までは「仕事ができないダメダメ人間」だと思っていたけれど、 できることが増えて自信にもなったし、周りの人の見方も変わって 「仕事ができる人」「賢く動ける人」だと言われるようにもなりま した。


これは凄い進歩ですよね!!人は変われるんです!


だから「自分は仕事ができない人間だ」と諦めないでほしい。


「少し考えればできること」


そう言われたことがあるんだとしたら、本当にそうなんだとハッキリ言えます。

頭の使い方が分からないのであれば、まずはそれを学べばいい。


ちなみに「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」」 っていう本はめちゃくちゃ面白いです!

「成功脳」になるための脳の使い方も参考になりますよ^^