繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

ADHDの「集中できない」「注意力散漫」を解消する〇〇習慣とは?!

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頭の回転は速いはずなのに目の前の仕事に集中できない、注意されたことを直そうと意識しているはずなのに、何故かまたミスをしてしまう・・。

そんな風に「集中できない」ことに悩まされた経験はありませんか ??


ADHDと呼ばれるHSS型ギフテッドは、頭の回転は速いものの 、注意力が散漫になりやすく注意力が低下しやすい。

その理由は生まれつき脳内の「灰白質」という物質の体積が少ないから。


この灰白質を意図的に増やしていくことで、集中力を高められるだけでなく、感情をコントロールすることが出来るようにもなります。

今回は、集中力を高める要素は一体何なのか、何をすれば集中力が高めることができるのかについてまとめていきました。

発達障害人は、生まれつき灰白質が少ない?!

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ADHD(多動・注意欠陥障害人)に限らず、アスペルガー症候群自閉症)を含む発達障害人は生まれつき脳の灰白質の体積が少ないことが明らかになっています。

この「灰白質」が少ないと、集中力が保てなかったり、注意力が散漫になったり、感情が抑えられず衝動的になったり、その場の状況や人の言葉を正しく認識できずに悲観的になりやすかったりもするのですが、

うつや統合失調症、境界線障害などの精神疾患を持った人を見ても 、感情的になったり、何かに依存したり、状況を正しく認識出来ない様子を見てみると、前頭葉の「灰白質」が何かしら関係しているのかもしれません。


私自身、落ち着きがなかった訳ではありませんが、常に頭の中はせわしなくて「言いたいことがまとまらない」「言いたいことが上手く伝えられない」という“症状”には悩まされていました。

 

“生まれつきの体質なら仕方ない”

と半ば開き直ってそんな自分を受け入れるようにしていたのですが、 自分の行動を見直していくうちに「集中力の低下は改善できる」という答えに行き着きました。

 

灰白質が少ないと起こる現象

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灰白質の作用について調べてみると、

灰白質とは、脳の部位の名前です。灰白質には、ニューロンと呼ばれる神経細胞の体(細胞体)が集まっています。灰白質には、運動神経、反射神経、感覚神経、記憶、思考力など、私たち人間が生きていく中で必要なあらゆる機能を司るニューロンがあるといわれています。特に脳の前方に位置する前頭葉前頭前野灰白質は、主に感情のコントロールに重要な役割を果たす部位です。

瞑想が灰白質に与える効果とその理由を解説!実際の瞑想のやり方も | Relook瞑想メディア

と書かれてありました。


つまり灰白質の体積が少なく十分に機能していないと、

  • 一つのことに集中できない(同時にやろうとしてしまう)
  • 注意力が散漫になる
  • 落ち着きがない
  • 周りばかりが気になる
  • 周囲に目を向けられない(協調性がなくなる)
  • 飽きっぽい

といった、まさにADHDの主な症状といわれる特徴が浮かび上がってきます。

 

「生まれつき灰白質が少ないと分かっていれば、もう仕方がない。 」
「この症状を治すには薬でどうにかするしかない」

という思いから薬を飲むようになった人もいると思いますが、実は灰白質の減少は【現代病】でもあることがわかりました。

 

【現代病】スマホ依存の恐怖

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iPhoneAndroidなどの“スマートフォン”が主流に なってからというもの、多くの人がスマホを手放せずにいるのではないでしょうか。

私もその一人で意識しなければ携帯ずっとをいじっていることもありますが、このスマホが手放せなくなっている状態がまさに【スマホ依存】の状態。

 

一度試してみると分かるのですが、スマホ依存になっている人はスマホを別の部屋に置くか、機内モードにして「1時間、 携帯を一切をいじらない」という状況を作ると、 携帯に触れたくてソワソワしてきたり、つい携帯に手を伸ばそうとしてしまいます。


このスマホ依存の状態が続くと脳の「灰白質」にも影響が出て、集 中力や認知機能、記憶力や思考力の低下に繋がるということが明らかになっています。

東北大学加齢医学研究所川島隆太所長が仙台市在住の児童・生徒224名を3年間追跡調査し、日常生活習慣と認知機能発達や脳発達の関係を解析したところ、インターネット習慣がない(あるいは少ない)子どもたちは、脳の活動に重要な大脳灰白質の体積が増加(発達)。それに対し、ほぼ毎日インターネットを使用する子は大脳灰白質の体積増加は平均値がほぼゼロに。つまり、大脳灰白質の発育に遅れが認められたそうです(※1)。

※1:川島隆太『最新研究が明らかにした衝撃の事実――スマホが脳を「破壊」する』(集英社


つまり、この「集中力の低下」という現象は、発達障害精神障害 と呼ばれるギフテッド(繊細人)のみならず、多くの現代人に見受 けられるということ。


灰白質の減少」は意図的に抑えいくこともそうですが、「灰白質 を増やしていくこと」も私たちにとっては重要な課題になります。

 

集中力を高める「マインドフルネス」は理にかなっていた!!

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成功者や経営者は必ずと言っていいほど「マインドフルネス」を習慣にしています。


マインドフルネスとは「瞑想」のことを指しますが、「瞑想」というとスピリチュアルなイメージが強くて、中々関心が持てない方もいるのではないでしょうか。

私も以前までは「ただのおまじない」だと思っていたし、やっても退屈だからそこまで重要視していませんでした。


でも「集中には灰白質の働きが必要」だとわかってからは、マインドフルネス(瞑想)を積極的に取り入れるようになりました。


ただ瞑想するのも退屈なので、私の場合は「ヨガ」のアプリを使って【朝のヨガ】を習慣にしています。

初心者のためのヨガ、アーサナポーズ

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最近は「朝活」がマイブームになっていて、朝ヨガを始めてからは目の前の仕事に集中できるようになり、意識が散漫になりにくくなった(気持ちを落ち着かせることができた)ことを実感しています。


これはデジタルデトックスにも通じる話ですが、頭を一旦空にする(頭を使うことから離れる)ことによって【脳疲労( オーバーフロー脳)】を解消し、灰白質を増やすことができるのだとか。


そういう意味では、スマホに依存している人は情報に触れすぎて脳疲労の状態を起こしがちなので、デジタルデトックススマホを手放す習慣を身につける必要があります。

 

スマホをいじることに慣れていると、どうしても手放すことが惜しいと思う人もいるかもしれません。

ですが、実際にデジタルデトックスをやってみると、普段よりも時間にゆとりがあることに気がつきます。

 

TikTokYouTubeの動画を観ていると気づいたら1時間も経ってた、なんて経験がある人もいるかとは思いますが、スマホをいじっている時も全く同じ状態。

知らない間にスマホに時間を奪われているのです。


デジタルデトックスで時間のゆとりが出来れば、貴重な自分の時間を大切にできます。

友達や恋人、家族と過ごす時間の大切さにも気づけるし、趣味を心 から満喫することもできます。

 

マインドフルネスもデジタルデトックスも、一度騙されたと思ってやってみてください。

今までとは違った世界が見えてくることに間違いありません。

 

 

 

 

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