繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

『周りが見えない』これって病気??ADHDが悩む“過集中”の効果的な活用方法について

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何かに没頭しすぎると、仕事に支障をきたしたり
人に迷惑をかけてしまうことってありますよね。


ADHDアスペルガーと言われる人たちには
このように「過集中」になりやすい人が多いのだけど、

周りが見えなくなるほどの集中力を上手く活かすことができれば
一般の人には成し遂げることができなかったことで
成功をおさめることが可能になります。


今回は周りの人に迷惑がられずに
集中力を自分の強みとして活かしていく方法をまとめてみました!

あなたの「気になる」の中に
実はとても重要なヒントが隠されてあるかもしれません^^

一つのことしかできない人たち

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ADHDアスペルガーと言われる人たちは
一つのことに没頭する「過集中」の傾向があると言われています。

こだわりが強くて、気になることがあれば
より深く探究していきたい、謎を明らかにしていきたい、
という好奇心が本人を「過集中」にさせているのです。


ただ、一般的には「頑固」だとか
臨機応変に対応することができない」と見られることも多く
集中力が高いことに対してはマイナスイメージを持たれやすい。


本当はこの「こだわりの強さ」が
素晴らしい発見や成功を生み出すことだってあるのに

周りに合わせることや、程よく何かに取り組むことにばかり
意識を向けられてしまうことで
その素晴らしい才能を活かすことが出来ないのです。



だけど人の特性というものは
長所と短所(表と裏の性質)で成り立っています。


「頑固」「臨機応変に対応することができない」という
短所を持っているということは、

その反対の「こだわりの強さ」「集中力」という
長所も持ち合わせているということ。


長所と短所の両方を評価して
初めてその人の特徴が浮かび上がってきます。



何かに夢中になるくらいに
人の心が動かされているということは
そこにはその人にしか分からない
発見があるということでもあります。


その発見を見過ごさないために
本人が納得いくまで夢中にさせてあげることが
傍観者(第三者)のするべきことなんじゃないかなって思います。


だから私はけして、頑固なことやこだわりが強いこと、
過度に集中してしまうことを悪いことだとは思いません。

そのような一歩引いた見方も
大切なんじゃないかなって思います。


世の中は好きなことが見つけられない人だらけ?!

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ここまで過集中の傾向がある人についてお話してきましたが、

世の中を見渡すと「何に対しても興味が湧かない」という人や
代わり映えのない日々を送っている人が非常に多いもの。


私の周りにも家と会社の往復だけで
休日は家で寝ているか、友人と飲みに行くかのどちらか
という日々を送っている人も少なくないですが、

このような日々を送っている人たちは
「最近ワクワクしていないかも」
「特にこれといって楽しいことはないな」
というようなことを口にします。


それは私が思うに、変化のない日々が人の感覚を鈍らせて
感動する機会を減らしてしまっているんじゃないかなって思うんですよね。


物質的なもの(お金やモノ、情報など)に満たされ
何不自由なく生活できるようになった反面、人との繋がりがあるにも関わらず
心の寂しさを感じる人が増えているのも、

当たり前にあるものに慣れてしまって
「今在るもの(有り難いもの)」に
目を向けることが出来ていないからなんです。


「好奇心が向けられるもの」「気になるもの」がないと
人の心が動かされることはありません。

自分の生きがいを見つけたり楽しい人生を歩むためには
なるべく多くのものに興味を示し
より心が動かされるものを探求することがとても重要です。


「なんか気になる」の中にギフト(才能)が隠れている?!

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興味を示す対象は人によって様々。

生まれてくる前から
「これをやろう!」と決めてきたことに対して
人の心が反応するようになっているのだそうです。


ということは「その人の興味・関心があること」、
「気になること」に自分の役割や使命が隠されているのだということ。


ワクワクすることや夢中になれることを継続していれば
おのずと自分の才能を活かすことができて
生まれる前から決めていた使命を果たすことができるのです。


殆どの人は気づいていないけれど
人の心はそのようなことに反応するようにできている。

だから「自分だけが持っている『面白い視点』」
探求していくことが大切なんです。


例えば、建物に入ったらその建物の内装に目が行く人、
他人の噂話に花が咲く人、人の発言にイライラしやすい人がいたりしますが、

これには建物の内装や建設などの仕事に向いている人、
人の特徴をよく観察したり発見がある人、繊細で気が利く人といった
その人の特徴や才能が隠れています。


私自身も人の名前や住んでいる所には
全くと言って良いほど無頓着だけど、

その人の考え方や役割、使命
(魂が目指している方向性)には物凄く興味が湧いたりする。笑


魂が何処に向かって進んでいるのかが
気になるだなんて、もはや変態レベルだけどw

それを活かそうと決めたからこそ
今こうして自分の才能を仕事にすることが
できたんじゃないかなって思います。


興味を示すことがどんな些細なことだったとしても
その積み重ねがどのように化けるかはわからない。

自分と似たようなタイプの人間でも
興味を示すポイントが微妙に違っていたりするから
物事の受け取り方や考え方はその都度変わってくるものです。


だから、こんなこと誰でも知っているだとか
分かっているなんて思うんじゃなくて

そういった所からその人なりの面白い視点や発見を
見出していけば良いんじゃないかなって思います。