繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

ツインソウルが中々会えないのはなぜ??〜私たちが知るべき本当の関係性〜

f:id:gift-mkn:20201113165213j:plain


不思議な縁を感じるのに、いつもすれ違いばかり。

離れているのになぜか気になる。
簡単に会えるわけじゃないのに、将来を共に過ごす相手だってことだけはわかる・・。

そんな相手のことをツインソウル(ツインレイ)やソウルメイトと言いますが、そんな二人が中々会えなかったり、すれ違ってしまう本当の理由を知っていますか??


スピリチュアルに詳しい人やその世界に共感する人たちは、単純に「自分自身が変わること」や「成長すること」を目指して再会することを願いますが、ただ単に自分磨きをするだけでは再会を早めることはできません。


実はツインソウルの正体は「チェイサー(追いかける側)=不安型」、「ランナー(逃げる側)=回避型」の愛着スタイルを持っている人たち。

不安型や回避型のような不安定な愛着スタイルは、安定型へと愛着スタイルを変化させることができるのですが、まさにすれ違う二人を引き寄せる根本的な方法は【愛着スタイルを安定型へと変化させること】にあったのです。


復縁できない、ツインソウルの正体

f:id:gift-mkn:20201113165705j:plain


私には付き合って6年になる彼氏がいますが、ちゃんと連絡を取ったり一緒に居れた期間は2年半くらいで、それ以外は急に音信不通になったり、突然会えなくなるという期間がトータルで3年半くらいありました。

当時は何故こんなに避けられるのか、タイミングが合わなくてすれ違いになってしまうのかが全くわかりませんでしたが、彼と再会するまでにギフテッド(繊細な人たち)に関する情報を調べていた結果、この関係性には「愛着スタイル」が深く関係していることがわかったんです。



愛着スタイルとは、受けてきた愛情によって作られた「人付き合いの型」のこと。


子供の言動にあまり興味関心を示さない親の元で育った子どもは「人を信じたり期待せずに自分の力で生きていこうとする(回避型)」し、気分にムラが出やすい過保護な親の元で育ってきた子どもは「親の顔色ばかりを伺う依存的な人(不安型)」として大人になりやすい。

この偏った愛着スタイルを持っている人たちは、安定型(安定した愛情を受けとってきた人)と恋愛をしてもいつも自分に自信が持てなかったり、不安に駆られたりすることが多く恋愛が長続きしなかったり、自分を傷つけるような相手にハマってしまうことがよくあります。


ただ唯一、お互いの不安な気持ちや自分への自信のなさを共有できる相手がいます。

それが不安型にとっては回避型、回避型にとっては不安型だったというわけ。


ツインソウル(ツインレイ)とは、不安型愛着と回避型愛着を持った二人そのもの。

お互いにないもの(正反対の性質)だからこそ惹かれ合い、ぶつかり合い、そして悩まされてしまうのです。


ツインソウルはいつ、どのタイミングで再会できる??

f:id:gift-mkn:20201113170453j:plain

ツインソウル(不安型と回避型の二人)の間で言われる「再会」とは、「二人がすれ違いの状況から抜け出して普通のカップルになること」を指します。


多くのツインソウルのブログや本には

お互いが共に成長することで再会が早まる。

再会を早めるためには、チェイサーは二人の関係性を悟り自立すること。ランナーはこれ以上逃げきれないということを自覚し、自分自身の課題と向き合うことが大切。

といったことが書かれてあります。


これを紐解くと、それぞれの課題が「不安型愛着」「回避型愛着」という愛着スタイルから抜け出すことそのもの。

不安な気持ちが強く依存性が強いチェイサー(不安型)は自分の心を強く持ち自立することを、恐怖心や問題から目を背けがちなランナー(回避型)は本来向き合うべき課題と向き合うことをやっていけば、自然と愛着スタイルは安定型に変化していきます。


ちなみに私が再会を果たすようになったのも、私自身がきちんと自立して、彼が問題と向き合うよう促したこともキッカケの一つですが、何より「自分自身が不安型愛着を持ち、彼が回避型愛着を持っている」ということに対する理解が相手への信頼に繋がり、再会を早めたんじゃないかなと思っています。


勿論、自分が自立していくために仕事に専念したこと、家事や料理をきちんとやるようになったこと、規則正しい生活を送ることによって結果的に自分を成長させていたのかもしれませんが、

もし自分が「不安型愛着」で彼が「回避型愛着」なんだと知っていれば、もっと相手を理解することができていただろうし、お互いの関係性や関わり方についてきちんと話し合うことが出来ていたら再会を早めることもできたんじゃないかなって思います。


【ツインソウルが再会する方法】愛着障害を克服せよ!!

f:id:gift-mkn:20201113170511j:plain


私が愛着スタイルを知るキッカケになったのは、↓この岡田尊司さんの本。

他にも発達障害精神障害関連の本を沢山出されていますが、岡田さんの本をいくつか読んでいくうちにツインソウルと愛着スタイル(愛着障害)の関係性に気づくことができました。


また「話を聞かない男、地図が読めない女」というこの本のように、男と女の違い(男脳と女脳の違い)に関する本を読んで男と女がすれ違う理由を理解することも、相手への理解を深めたり、二人の良い関係性づくりに繋がっていたんじゃないかなって思います。

 
ちなみに実際に再会して一緒に住み始めた頃の彼は、(一緒に居ることにストレスを感じることが多かったのか)家に帰ってくる頻度は月一程度で家賃も私に頼りきりだったし、家のことも何もしないくて外に出かけてばかりいました。

ですが「愛着スタイル」や「男脳と女脳」に関する本を共有したり、お互いの意見をきちんと交換し合うようになったら、彼が毎日家に帰るようになってきちんと家賃を払うようになり、家事や料理をやってくれるようになり、普段は私からしか提案していなかったデートプランも積極的に考えてくれるようになりました。


私に関してで言うと、一緒に住むまでは不安になる度に癇癪を起こしたり、言葉にトゲのある言い方で相手を困らせるようなこともありましたが、お互いの性質や関係性について理解を深めていくことで気持ちが自然と落ち着くようになり、冷静に会話ができるようになっていました。


「ツインソウル(ツインレイ)」という、何だかよく分からないものに立ち向かっていくとなると

『本当に私たち、ツインソウル(ツインレイ)なのかな?』
『再会するのはいつになるんだろう??』


なんて余計なことにばかり意識が向いてしまうかもしれないけど、


『私たちは愛着スタイルが不安定なんだ。まずはこれを克服していかなきゃ!!』

と思えたら「愛着スタイルを普通の状態に戻すためには何ができる??」というように、本質的な本来の課題と向き合うことができるんじゃないかなって思います。



note.com