繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

【で、結局何を考えてるの??】相手の気持ちを理解するトレーニングまとめ

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良く言えば自分の考えを持っている人。

だけど、別の見方をすれば
人の気持ちを考えていないと言われる人っていますよね。


アスペルガーADHDHSPやHSSのようなちょっと変わった人たちは
自分の考えばかりを人に押し付けてしまったり
周りに振り回されてばかりで人の気持ちを無視してしまう人がいます。


もちろん、いつでも協調性を保てる人ばかりではないけれど、

協調性を意識せずに自分のことばかりになってしまっていては
必要な時に人の助けを受けることができなければ
自分の本来の才能(持ち味)を活かしきることもできない。


たとえ相手の気持ちが完全に分からなかったとしても
相手を理解しようとしたり
その人を受け入れようとする気持ちがあれば人間関係は上手くいくものです。

人の気持ちが理解できない人とは??

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「人の気持ちが理解できない人」には
大きく分けて2つの特徴があります。


一つは自分のことばかりに意識が向きすぎて
周りのことにまで意識が向かないというもの。

これはいわゆる「自己中タイプ」を言うのですが
自分の「こうしたい!」は分かってはいても
相手が何を求めているのか?どうしたいのか?まで
先回りして考えることができていないのです。


自己中タイプになってしまうのは
育ってきた環境や、その人の生まれ持った性格も関係していますが
一番言えるのは「自尊心が満たされていない」というところにあります。

「自分がしたことを評価してもらいたい」
「無いものや、上にあるものばかりを求めてしまう」
という人なんかは、自分に厳しい分人にも厳しいし、

自分がやってきたことに対して強い自信があるから
人の意見を聞く前についつい
自分の意見を押し通したくなってしまうの。


そしてもう一つは
周りの意見に流されてばかりで悩みが絶えず
他の人の考えまで受け入れる余裕がないというもの。


このようなタイプの人は
悩みが多い人であればあるほど逃避癖があるのも特徴。

誰かに悩みを相談してアドバイスを貰っても
そのアドバイスを聞き入れようとしません。


相手の指摘が耳が痛いと思う話であればあるほど
「そんなはずはない!」「自分は出来ている!」
と思い込んで人から貰った解決策を無視してしまいます。

だからこのようなことで悩んでいる人は
素直になると同時に、今目の前にある悩みや
その解決策ときちんと向き合う必要があります。

絡まった糸を少しずつ解いていくように
自分の悩みも目の前のものから解いていくことが
直接的な解決策になります。


人の気持ちを理解するには◯◯が必要?!

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前者のような自己中タイプに関しては
生まれつき自己中なのであれば、それは一生変わらないんじゃない?
と思う人もいるかもしれませんが、

「見る視点や受け取り方、考え方を変える」ことで
自己中な性格をコントロールすることができるようになります。


悩みを解決することに関してもそうですが
どんなに真剣に話し合っていても、一方から見ているだけでは
一向に解決の糸口を見つけ出すことはできません。


「自分は医者になるつもりはないけれど
親には医者になれと進められて悩んでいる」のであれば

「医者にはなりたくない。自分は営業マンになるんだ!」
と言い続けていたって、相手が納得するとは限りません。


自分はなぜ営業マンになりたいのか?
なぜ親はこれほど医者になることを勧めてくるのか?
なぜ自分は医者になりたくないのか?
親が納得するポイントは何なのか?
話している状況(タイミングや場所、時間)は適切か?
周りの影響に振り回されてはいないか?、、

このように色んな視点から問題と向き合ってみれば
解決の糸口は見えてくるものです。


「今ある悩みを解決する」ということは
人間関係の悩みを解決することであり
自分自身や相手のことを理解することでもある。


そこから目を逸らさなければ
人の気持ちを考えることができるようになり
相手の気持ちを考えながら、先回りして行動できるようになるのです。



人の気持ちを理解するトレーニン

自分基準で考えるのを辞めてみる

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人は今までの経験を元に物事を判断するため
年齢を重ねれば重ねるほど、経験を積めば積むほど
「自分の考えが正しい」と思い込んでしまいます。


確かに、自分で確信していることがあるのなら
自分の直感に従った方が良いに間違いはありません。


ですが、ここで言っているのは
「頑固な観念(思い込み)」の話。


この「頑固な観念」を持っている人は
誰かから助言を受けたり注意を受けたとしても
「自分がしてきたことが間違っている」と認めるような気がして
素直にその言葉を受け入れることができません。

特に「でも」「だけど」が口癖の人は
誰かがアドバイスをしてくれたとしても
すぐに自分の言葉で跳ね返してしまって
相手の話を素直に聞き入れようとしない傾向があります。

このような行動をとりがちな人は
何でも自分基準で物事を考えないように
たまには人の意見を聞いてみたり、その話を聞き入れる必要があります。


きっと多くの人は「何でも受け入れなければいけない」
と思うのかもしれないけれど、

私が言いたいのはそういうことではありません。


これは「自分は自分、他人は他人」という風に
考え方や価値観を区分けするようなイメージ。


「自分の考えがあるように
相手にも相手の考え方があっても良いよね。」

と、思えることが
相手の気持ちに寄り添うことに繋がるのです。


シンプル思考を養う 

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悩みを抱えている人の十中八九は
物事を複雑に考えてしまっています。

一つの悩みに妄想という枝を付けて
かなり大きな悩みにして抱え込んでしまっているの。

私が普段、誰かの相談に乗ってみて思うのは
「複雑な悩みなんかない」ってこと。

相談に乗った後に言われることも
「私は彼に好かれたいだけだった」とか
「仕事を辞めたい気持ちを認めてほしかった」とか
「悲しい気持ちを誰かに知ってほしかった」とか、いつもそんな感じです。


だから本当の問題は、悩みを大きくしてしまっていたり
元々の悩みの解決策が分からないことだったりするんですよね。


悩みを複雑にするのを防いだり
解決策を見つけるのって、実はとっても簡単^^

頭の中をシンプルにしていって
物事を複雑に考えないようにするだけなんです。


好きなもの、やりたいことには積極的に取り組んで
言いたいことは我慢しない。

不快なこと、イライラやモヤモヤがあれば
その都度スッキリさせてストレスは溜めない。


たったこれだけでも
頭の中がシンプルになります。


これって要は「本能に従って生きる」ということなんだけど
自分の本音にきちんと耳を傾けていれば
ふとした相手の思いや言いたかったことを
汲み取ることができるようになるの。

私が周りの環境や人の感情に変に流されなくなったのも
相手の心の声により耳を傾けられるようになったのも
実は自分の本能に従って過ごすようになったからなんです。


感情に振り回されない

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人は心の休息がとれていないと
周りの人の意見に流されやすくなってしまいます。

人の意見に無意識に流されている時って
「自分の発言や行動に責任を取ることが出来ていない」から
起こった問題を誰かのせいにしてしまったり
自分の悩みに誰かの事情も織り交ぜて悩みを複雑にしてしまうの。



誰かの相談に乗っていても、必ずと言って良いほど

「俺はAだと言ったんだけどアイツはBだって言うんだよな。
結局俺はどうすれば良いんだ?何をするのが正解なんだ??」
というパターンの悩みが沢山出てきます。


本来「自分はどうしたい?」だけ考えることができれば
悩むことなんてなくなるし、何をするべきか?(つまり何をしたいのか?)
が分かるはずなのに、誰かを絡めることで悩みを複雑にしてしまっているの。


また、人からの評価ばかりを気にしている場合も
誰かを交えた悩みを抱えてしまうことがあります。

一般的な考えにばかり固執していると
周りの目がどうしても気になってしまうのかもしれません。


ですが、一般常識はこの世に存在しても
すべての人の考え方や価値観が一致している訳ではありません。

それぞれの人の見方や捉え方があって
頭で考えていることと心で感じていることも
必ずしも一緒という訳でもないの。


そう考えたら、他人からの評価なんて
案外適当なものなのかなって思います。


だからまずは、そんな周りの意見にばかり流されるのではなく
自分はどうしたいのか?ということとしっかり向き合うことです。

心のブレを無くすことができれば
余裕を持って人の心に触れることができるようになります。


神様は 同じような人間は一人として作っていないという。だとしたら改めて他人と比較する事は無意味に等しい 。


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↑ウチのダンスの先生。ホント、良いこと言ってる!


耳が痛い話ほどよく聞いてみる

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逃避癖がある人は、誰かの助言を受けても
それをまともに受けようとしません。

自分から積極的に悩みを打ち明けた場合でも
結局は自己満足の世界になってしまって、
苦手なことを避けながら、楽できることだけを選ぼうとしてしまうのです。


これに関しては「何のために人は悩んでいるのか?」
という、そもそもの話を考えてみると分かりやすい。


人が何かを悩むのは
自分にとって必要な課題を見つけた時。

それを乗り越えたいと思っているから、人は悩むのです。


試練とは面白いもので、
その試練を避けようとすればするほど、
ラクしようとすればするほどいつまでも追いかけてくるの。

それがなぜかと言ったら、それは
自分の魂がその試練を欲しがっているからなんだけど
その本質に気づいていないと堂々巡りの人生を歩むことになってしまうのです。


ちょっとスケールの大きい話になりましたが(笑)

要は耳が痛くなる話って、実は有難いことなんだってこと。

だって自分で「耳が痛くなる」ほど
その意見が自分にとっては図星だってことだから。


乗り越えるまであとちょっと。

だから、耳が痛い話を聞く経験は
それを超えるための踏み台にするんです。


そうやって辛いことと積極的に向き合っていくと
案外どうにでもなることなんだなって気づく。

自分が思っていたほど
難しいことじゃなかったんだって分かるようになるの。


これは人の気持ちを理解することには
直接的に関係するものではないかもしれないけれど、

「自分の弱さを埋めること」が
人の気持ちを理解することに変わっていくんです。


今もし何かどうしても辛いことがあるなら
起こっている出来事を少し違った角度から見てみてください。

違う見方をした時に新たな解決策が見つかるはずです^^



自分の悩みを掘り下げて見ていきたい方、
悩みの解決方法をもっと知りたい方はコチラ。
https://ameblo.jp/serendipity-mkn/theme-10095723597.html


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