「楽しく出かけていたのに家に帰ってきた頃にはグッタリ・・」
「友達と楽しい時間を過ごしていたはずなのに何故か疲れている」
そんな経験に悩まされてはいませんか??
HSPという繊細体質な人や双極性障害のようにテンションのアップダウンが激しい人は、エネルギーを上手くコントロールできずに体力を消耗しがち。
折角の休みの日でも十分な休息が取れずに疲れを持ち越したり、逆に1日中ずっと寝ていて休日を楽しめなかった、という人は少なくありません。
では、体力を温存しつつ休日を楽しむためには、どのようなことを心がけていけば良いのでしょうか??
今回は「体力を消耗しないために心がけるべきこと」についてお伝えしていきたいなと思います。
- HSP?双極性障害??楽しいことをしていてもドッと疲れる人たち
- 楽しいはずなのに遊んだ後に疲れる人の共通点
- 一緒にいちゃダメな「楽しいけど人を疲れさせる人」とは?
- まずは「疲れを引きずらない生活サイクル」を身につけよ!
HSP?双極性障害??楽しいことをしていてもドッと疲れる人たち
HSP(繊細すぎる人)や(双極性障害と言われる人のように)気分のアップダウンの激しい人たちは、なぜ疲れすぎてしまうのでしょうか。
その理由は、生まれ持った「繊細(敏感)体質」や「感受性の強さ」にあります。
繊細(敏感)体質だと無意識に相手の感情を汲み取ってしまい、(たとえ今疲れていたとしても)遊びの誘いに乗ってしまったり、相手の期待に応えようとすることがあります。
これは自分と他人の意識に境界線がなく、気づけば相手の言うことに従ってしまっている、というもの。
「本当は一人の時間を過ごしたい」「この日はゆっくり家で過ごしたい」と思っていても【YES】と言ってしまい、自分の心の声とは真逆の行動を取ってしまっていることが原因として考えられます。
そして気分のアップダウンが激しい人に関しては「常に場を盛り上げようとする」「人に気を使いすぎる」という特徴があります。
一言でいうと「頑張らなくて良いところでも頑張りすぎるタイプ」。
それは「相手を元気付けよう!」「気分を盛り上げていこう!」という優しさが根本にあるからなのですが、変に気を張りすぎて一人になった瞬間にぐったりしてしまったり、エネルギーを消耗しすぎてうつ状態になってしまうこともあります。
楽しいはずなのに遊んだ後に疲れる人の共通点
十分に楽しんでいるはずなのに、遊んだ後に疲れてしまう人にはある共通点があることをご存知でしょうか。
実は疲れやすい人には、空気を読みすぎてしまったり、相手を気遣いすぎてしまう、という特徴があります。
勿論、体質的なもの(過敏性体質)も理由の一つではありますが、そればかりではありません。
「相手の期待を裏切れない」
「人に嫌われたくない」
「一人で過ごすのは寂しい」
「折角の休日なのに予定を入れないと勿体ない」
という思い込みがある人も、自分の行動よりも誰かの行動を優先することでエネルギーを消耗する傾向にあります。
HSPが他人の意識に囚われすぎてしまうのも、自分の心の声に耳を傾ける機会が少ないからですが、自分の想いを大事にしなければ人の意見に流されてばかりの人生を送ることになってしまいます。
自分の人生を誰かに支配されないためには「目先の出来事」よりも「(自分は)本当はどうしたいのか」に目を向けていかなければなりません。
一緒にいちゃダメな「楽しいけど人を疲れさせる人」とは?
あなたの周りには「一緒にいるのが楽しい!(けど、ずっと一緒にいると疲れるな)」と思う人っていませんか??
実はどんなに気の合う友人でも、それが家族や恋人だったとしても「(長時間)一緒にいると疲れるな」と感じてしまう地点でエナジーバンパイア(自分のエネルギーを吸い取る相性の人)である可能性があります。
・感情の起伏が激しい
・一方的に話を進めていく
・自分の話が長い
・行動力があり過ぎる(バイタリティがある)
・考えていることや気持ちが読み取りづらい
・平気で嘘をつく
・ネガティブだったり後ろ向きな話が多い
というような特徴を持っている人は、大抵、繊細体質な人にとってのエナジーバンパイアになりますが、
(この人が相手だと)いつも以上に気を使ってしまうし相手に合わせてしまう、というような人もエナジーバンパイアである可能性が十分に考えられます。
相手を極端に避ける必要はありませんが、身近な人で当てはまる人がいるのであれば、ある程度の距離感を持って接することが大切です。
まずは「疲れを引きずらない生活サイクル」を身につけよ!
ここまでに疲れやすさの原因として体質的なもの、精神的なもの、関わる相手が関係しているというお話をしてきましたが、その上で遊んだ後も疲れていたり、ドッと疲れが出てしまう人がいるのはなぜだと思いますか??
ちなみに私は「疲れを引きずっているから」だと考えています。
一般的に睡眠は「疲れを取るための行動」だと言われていますが、熟睡できていない人は疲れを次の日に持ち越していたり、疲れを持ち越す日が続くことで慢性疲労にまで発展させていたりもします。
疲労を改善するためには、まずは熟睡することでしっかりと1日の疲れをリセットすることが大切!
「熟睡する」というと、「長い時間眠ること」だと勘違いしている人も多いそうなのですが、ただ長い時間眠るだけでは疲れは取れません。
睡眠時間の直前(2時間以内)には食事を摂らない、身体が疲れている時はゆっくりと湯船に浸かる、眠る時以外は布団に入らない、寝る前に軽くストレッチをするなど、良質な睡眠を取るため下準備も必要です。
また睡眠時間や起床時間がバラバラだと体内時計が狂いやすく、時差ボケの状態になっていることもあるのだとか。
「しっかり寝ているはずなのに怠い」
「いつもスッキリ起きれない」
「起きても何もやる気がしない」
といった症状に悩まされているのであれば、それは体内時計が狂って自律神経が乱れているからかもしれません。
ちなみに私は低血圧ということもあり以前からこの症状に悩まされていたのですが、就寝時間と起床時間を合わせることで、最近はアラーム無しでも自然と起きれるようになりました^^
自律神経系を整えることは疲労回復にとても効果的なので、まずは良い睡眠を取ることを心がけてみると良いのかもしれません。