突拍子のない発言をする人を見ると、多くの人は「変わり者」「空気が読めない人」と思う傾向がありますが、本人の話を聞いてみると、皆が皆、意味不明な発言をしている訳ではありません。
アスペルガー、自閉症スペクトラムと言われる人たちは特にその傾向があるので、その場にいる人と会話が噛み合っていなかったり、自分の意志を押し通していたりすると変人扱いされてしまうことがありますが、
自分の意志を押し通そうとするにも理由があるし、その場を乗り切ろうとAKY(敢えて空気を読まない)という手法を使うことも多々あります。
そういった普通の人とは違った部分に目を向けて見ると、アスペルガー気質の繊細人の面白い所が見えてくるんですよね。
【目次】
- アスペルガーやHSP(極度な繊細人)は、なぜ孤独感を感じることが多いのか?
- アスペルガー気質のギフテッドが自分の話をしすぎるのはなぜ??
- ギフテッド同士の会話は『テレパシー』?!
- ギフテッドは少数派?!分かり合える人が少なくても良い理由
アスペルガーやHSP(極度な繊細人)は、なぜ孤独感を感じることが多いのか?
アスペルガー、HSPと言われるギフテッド(繊細人)は誰かと会話をしている時に疎外感を感じることがある。
その理由は、普通の人(非ギフテッド)が「その場が楽しければ会話の内容なんてどうでもいい」と思っているのに対し「本質的な話を深く語り合いたい(お互いの考えを深く理解し合たい)」と思っているからなの。
▶︎発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書)によれば、常識人は人との繋がり(人間関係を築くこと)に、ギフテッド(自閉症スペクトラムを持つ人も含む)は自分の興味がある分野を共有することに重きを置くのだそう。
これは別の言い方をすれば、非ギフテッドはその場が盛り上がればそこで出てくる話題は重要ではないため、ギフテッドのように一つの話を深く語り合うことに興味が湧かない、ということでもあります。
「私も恋愛系の映画好きなんだよね〜!」と言うから「最近どんな恋愛もの見たの?」「どんな映画が良かった?どんな感じだった??」と聞いてみても
「なんだったっけ?忘れちゃった!」
「え〜そこ突っ込む??笑」
なんて返されるのがオチ。
「結局、大して恋愛映画なんて興味ないんじゃん!」
「なんだ、ただ話を合わせてただけか。なんだか裏切られた気分。。」
とギフテッドが悲しい気持ちになるのも、ギフテッドと非ギフテッド(常識人)がコミュニケーションをとる上でこのような違いがあったからなの。
アスペルガー気質のギフテッドが自分の話をしすぎるのはなぜ??
アスペルガー気質の(自閉傾向がある)ギフテッドは、自分の好きなことはトコトン探求したり、好きなことを話す際に多くの熱量を注ぎます。
それゆえに非ギフテッドと会話をすると温度差が生まれやすく、ギフテッドが夢中になって話をしている間に非ギフテッドを置きざりにしてしまうこともあります。
「お互いに共通している話なんだからもっと盛り上がるはず」とギフテッドは思うかもしれませんが、日頃から物事を深く考える癖がついていない非ギフテッドにとっては、どの話題もコアな内容に感じてしまう。
ギフテッドが何気なく話したことでも「やけに詳しいね」「あなた、凄く真面目なのね」「君、結構頭良いんだね」と言われるのは、これが理由だったのです。
ギフテッド同士の会話は『テレパシー』?!
ギフテッドは物事を深く考える(哲学する)習性があるため、物事の本質を瞬時に見極めることができます。
誰かの長話を聞いていても
「要はこれが言いたいんでしょ?」
「結局、私に求めていることはこれね」
というのが感覚的に理解できるから、非ギフテッドが10聞いてやっと理解できることが3聞けば理解できる、なんてことも多々あります。
さらにギフテッド同士の会話となると、お互いが話の本質的な内容を理解できてしまうため、1話せば10理解できるといった阿吽の呼吸が成り立ってしまう。笑
これは非ギフテッドにすれば理解不能な領域のようなのですが、このようにテンポよく会話することはテレパシーを通わせることとも似ているんじゃないかなって思います。
ギフテッドは少数派?!分かり合える人が少なくても良い理由
非ギフテッド同士が会話しているのを見ていると「自分もこの輪の中に入りたい」「もっと沢山のことを分かち合いたい」と思うこともあるかもしれません。
ですが「発達障害」や「繊細人」「HSP」と言われる人たちは、そもそも少数派。
それに頭で考えていることや、物事を受け取る感覚が違ければ、ギフテッドと非ギフテッドでなくてもお互いを本当の意味で理解することはできません。
「多くの人に、もっと自分のことを理解して欲しい」
「お互いの考えをじっくり話し合えば分かち合えるはずだ!」
という気持ちもよくわかりますが、元々同じ人間はいないのだから、それぞれの違いがあることを理解して、その違いを受け入れられるようになることの方が大切。
それに少数派の人は、少数派同士だと分かち合えることもよくあります。
要は誰とつるむのかが大事。
お互いを理解するのにストレスを感じない人(自然と心を開ける人)と一緒に居れるのであれば、それが少数でも構わないのです。
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