仕事は辞めたい。
でも、すぐに辞められる状況じゃないから辞められない。
転職したいけれど仕事が辞められないと言う人は、必ずと言っていいほどこのようなことを口にします。
仕事が辞められないのはなぜか??
それは「仕事を辞めることを責められるんじゃないか?」とか、「人手不足になってしまって会社に迷惑をかけるんじゃないか?」とか、
「新しい仕事をしても上手くいかないって思われるんじゃないか?」といった不安があるからでもあります。
確かに、このようなことを言う人もいるかもしれません。
ですが、それはあくまで、その人の価値観で言っている話であって、本当にそうなるとは限らないし、
自分自身の人生なのだから、結果がどうであれその人には全く関係ありません。
一番大事なのは、結局は自分がどうしたいのか?なのです。
ただ、自分の中で心は決まっていても中々そっち側に行けないのは、誰かに選択肢を委ねているからなのかも。
まずは自分で選べる環境を整えることから始めていきましょう!
母に「続けろ」と言われているせいで、仕事を辞めることができません。
先日はクライアントさんから↓こんなお悩み相談がありました。
仕事は辞めたいと思っているのですが、母親には絶対に辞めるなと言われました。母は自分が今までお世話になっていた作業所の上の人とも繋がっていて、その人も今の仕事は続けろと母に言っているみたいなんです。だから、仕事はしばらく辞められそうにもありません。
“「仕事を辞めるな」と言われているから続けている。”
皆さんはこの状況を、どのように考えますか??
そのように周りに言われているから仕事を続けている人や、一人前と認められるまでは取り合えず続けなくちゃと、何となく仕事を続けている人も中にはいるかもしれません。
ただ、周りの意見や世間体、人目を気にしていては自分の貴重な時間や労力、寿命をやりたくない仕事に費やすことになります。
他人は自分のことではないから何とでも言えますが、
自分の人生を歩んでいる自分自身まで、相手の好き勝手な意見に流されるべきものなのか?と考えてみると、それは違うんじゃないかなって思うんです。
私はこのクライアントさんに対して
「◯◯された、とか◯◯と言われた、といった考え方は他人に依存した考え方。単なる被害者意識です。こういう考えは一切捨ててください。」
とお伝えしました。
誰かの言いなりになったり、誰かの意見に流されるということは、選択肢を他人に委ねるということ。
そうやって人に選択肢を委ねてばかりいると『自分ではない誰かの人生を生きる』ということにもなります。
「これぐらいイイよね。◯◯さんもその方が嬉しそうだし。」なんて人の顔色ばかりを伺いながら選ぶのではなく、自分で「これがいい!」と肚から決めること。
依存的な意識から抜け出すためには、まず「自分で選ぶこと」を意識してみて。
人に影響されやすい理由を考えてみる
人に影響されやすい人は、誰かに合わせて行動したり、他人に意見を委ねることが多いのが特徴。
「人に合わせることができる」というのは確かに素晴らしい才能なのですが、
人に合わせてばかりいることで他人の意見に流されてしまったり、自分の考えがないと思われて信頼を失うことにもなり兼ねません。
ちなみに私自身が人の意見にばかり合わせていた頃は、何が相手の考えで自分の考えなのか?が分からなくなったり、自分の考えを見失うこともありました。
本当はちゃんと「こうしたい!」があったとしても、人に合わせることに慣れていたせいで無意識レベルで相手に従ってしまうほど。
相手の言いなりになるだけでなく、相手にナメられてしまうこともあって、自分の意見を伝えることが余計にできなくなっていました。
こんなことにならないためには、まずは自分の考えが思い通りにならない理由を考えなければなりません。
このクライアントさんの例で言えば、
- なぜお母さまが仕事を辞めさせたくないのか?
- なぜお母さまの意見に流されてしまうのか?
ということです。
これに関してしばらく話していると、急に彼は、
「お金や家事のことはすべて母親任せになっていました(相手に頼りきりになっていたから頭が上がらなかった)」と話していました。
そうだとすれば、やっぱり自立するしかないですね!と、まずは家の手伝いをすることを私は勧めました。
勿論、できることなら実家を出る(引っ越す)というのもアリですが、今すぐに引っ越せる状況ではない、と話されていたので、
まずはお母さまとのコミュニケーションも兼ねて家の手伝いをするよう伝えました。
“料理を手伝い、その中でコミュニケーションを図っていく。”
こんな簡単なことで良いの?と思うことではありますが、これがお互いを理解を深めたり、自分の意見を相手に伝えていく上では大切なことなんです。
人に寄りかからずに自分で選択していく生き方とは??
人の意見に身を委ねてしまう人は、委ねてしまう相手と『共依存』の関係にあることが多い。
『共依存』とはその言葉の通り、お互いがお互いに依存し合う関係のことをいいます。
これは『つるみの法則』や『類友』とも関連する話ではありますが、
何かに依存する人というのは、同じように依存を許してくれる人(共に依存し合える人)を求めるようになっているの。
「自分は依存的な考えを持っているのか」と思っていても、実は自分の周りの人も依存的な考えを持っているものなんです。
だから、本当の意味で自立するためには、共依存の関係にあった人と共に自立することが大切。
要は自分にばかり寄り掛からせるのではなく、相手も自分の力で立てるようにサポートしてあげるのです。
すると不思議なことに、相手も自分の力で立てる(自立した)状態になった頃には、自分に何かを要求してきたり、必要以上に自分に干渉してくるといったことがなくなるの。
このような共依存関係は、HSP(極度に繊細な人)の家族関係やその他の人間関係に多く見られます。
依存して、依存されて、、干渉して、干渉されて、、必要以上に人と交わってしまうから生きづらくなってしまうの。
だから、誰に何を言われているとか、◯◯ちゃんにこーされていると誰かに訴える前に、まずは自分でその原因を作っていないか?を考えないといけません。
本当は誰かが何かを言っているのではなく、それがあなたの本音かもしれないのだから。
仕事を辞めるって言ってあーだこーだ言う人もいるけれど、それを言われることが分かっているならタイミング見計らって辞めるか、辞める理由をきちんと説明できる状態で辞めること。
— Natsumi@才能プロデューサー (@Natsumi111777) 2018年11月9日
物事にはタイミングがある。
辞められそうにない状況でも、真っ当な理由を用意してればすんなり辞められるものです。
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