繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

【HSPの豆知識】言いたいことが言えない時はデトックスが最適?!

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皆さんは積極的に
デトックス」を取り入れていますか??


繊細な人であればあるほど
周りの意見ばかり優先してしまい
自分の言いたいことを我慢しがち。

確かに繊細度が高いHSPの人たちは
比較的自分の言いたいことが上手く言えない人が多いですが
けして「自分の考えを伝えられない人」というわけではありません。


「心のデトックス」を癖付ければ
どんなに空気を読みすぎてしまう人でも
言いたいことが言えるようになるのです。


今回は言いたいことが言えない人の特徴とそのメカニズム、
言いたいことが言えるようになる秘訣についてを
お伝えしていきたいなと思います^^

繊細すぎる人は何故言いたいことが言えないのか?

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繊細な人には本音や自分の考えていることを
上手に伝えることができない人が多いですが、

そのように自分の思いを伝えられない理由の一つに
「空間意識と自分の意識が同化してしまう」というものがあります。


これは無意識に人の考えていることや言いたいことを
勝手に汲み取ってしまうことを指しますが、

ギフテッド(繊細人間)の中でも
HSPという極度に繊細な人たちは特に多くの意識を汲み取ってしまう為に
自分の考えを思うように伝えることができません。


HSPの人たちがアスペルガー診断をすると
自閉傾向がある」と出ることが多いですが
自閉症と呼ばれる人たちも同じように
このような理由で自分の思いや感情を表に出せずにいます。


きっとこのようなタイプの人は
「あなたの意見を聞かせて欲しい」と聞かれても
周りの人の考えや、その時の状況を強く感じ取ってしまったり、

自分の本音を言った後のことを想像できてしまうがために
本音が言えなかったり黙り込んでしまった、という経験があるはず。


私自身もまさにこのタイプで、このような状況に毎回悩まされたり
人間関係においては必要以上に疲れてしまうこともありました。


言いたいことが言える人と、言えない人の違い

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言いたいことが言える人と、言えない人では
先ほどお伝えしたように「意識の領域」に違いがあります。


言いたいことが言える人は、自分の意識が明確なので
「自分は自分、他人は他人」と考えている領域を分けて
物事を見たり考えることが出来ますが、

言いたいことが言えない人は、自分の意識が不明確なので
人の影響を受けやすく「自分はどうしたいのか?」を見失いやすい。


その場では「OK」だと言っていても
それが人の影響を受けているのであれば
影響力を与えてきた人物と離れた時でないと
自分の本音に気づくことが出来ません。


家族と一緒にいる時は家庭のルールに従うのが当たり前。
その時は納得していたはずなのに、実家を離れた途端になぜかイライラしてきたり
本音が言えなかった自分にムシャクシャしてしまう、というのが分かりやすい例。


人に影響力を与えやすい人
(繊細な人にとってエナジーバンパイアに当たる人)と一緒にいると
自分の意識が相手に飲まれてしまうため
自分の伝えたいことが分からなくなってしまうのです。

HSPの人が影響を受けやすい人は エナジーバンパイアという人たち。 エネルギー的に相性が合わないので その時は相手に合わせることができたとしても 離れた時にどっと疲れてしまったり 自分じゃない自分を演じていることに 嫌気が差したり、本音とは違った態度をとって 後で後悔することが増えたりもします。

恋愛で疲れやすいのはエンパスだから?言いたいことが言えない人の共通点 - 繊細すぎる私が見てきた世界、ギフテッドという生き方。

 

また、繊細度が強い人はADHDの人たちのように
頭の中で閃くことや考えることが多いのも特徴。

その思考から一つの答えを見つけ出すことが難しいために
言いたいことが言えないのも、理由のうちの一つです。


 

繊細でも言いたいことが言えるようになる秘訣

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HSPのように極度に繊細な人たちは
周りのことばかりが気になってしまうため
自分の考えを後回しにしがちな傾向があります。

人の期待に答えたり、人の感情を汲み取るのは得意だけど
自分の答えや意見を求められると何と答えれば良いのか分からない、というのが
きっとHSPの人たちの本音なのかもしれません。


ちなみに私は、周りの考えや意見を気にせずに
自分の思ったことや言いたいことを言う、ということを心がけるようになってから
自分の本音が段々人に言えるようになってきました。

特に「会社勤めをする」という形で
不満を抱える環境に敢えて飛び込んでみたことで
不満や鬱憤を言わざるを得ない状況に自分を追い込んだことが
私にとっての心のデトックスに大きく繋がったのです。


というのも、HSPは空気を読み過ぎて我慢癖がついているので
HSPの私にとって自分の本音が言える機会があるということは、
とっても重要なことだったんです。


人は心のバランスが取れていないと
どこかで上手く自分の力を発揮できなかったり
その悩みのしわ寄せが別の場所に現れます。


私であれば、ストレートに伝えれば伝わるようなことでも
遠回しに伝えようとしていたり、遠回しに伝えすぎて
相手に伝わらなかったりすることがありましたが、

自分の思いを常に伝える「心のデトックス」をすることで
言いたいことが言いたいように言えたり
本来伝えたかったことがスムーズに伝えられるなどして
仕事もまた良い形で回るようになったのです^^


また、HSPのギフト(才能)は
他人にとっての正確な鏡になることでもあります。

感じたこと、思ったことを素直に伝えることさえできれば
持ち前の「直感力(直観力)」で相談者を良い方向に導くことが出来るし
「あなたの意見が知りたい」と周りの人に求められるようにもなるの。


そう考えると、適度な毒出しは必要。


我慢せずに言いたいことが言えるように癖づけたり
不満や気づいたことを敢えて人に伝えることも大事だし

実際に私がやってみたように
不満を言わざるを得ない環境に身を置いて
自然と毒出しできるようにするのもテなのかなって思います^^