繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

【HSPの悩み】『頑張らない』ができない〜「無理するな」と言われても頑張ってしまうのはなぜ??〜

f:id:gift-mkn:20180913182249j:plain

人に振り回されやすいHSP(繊細すぎる人)たちは
「自分に無理をしている」と人に言われても
無理をしているということに気づいていません。

というか、精神的にも身体的にも
「痛み」というものに鈍感で
自分を追い込んでボロボロになるまで
「頑張りすぎていたんだ」ということに気づくことができないの。


私も時々「なんでこんなに自分に無理してしまうんだろう?
(もう少し休んでも良いはずなのに・・)」と思うことがありますが
それはHSPの共感能力が原因なんだっていうことが後になってわかりました。


今回はHSPの人たちが頑張りすぎて鬱にならないように
共感能力を上手に活かしていく方法について、お伝えしていきたいなと思います。

なぜ多くの繊細人間は鬱に悩まされるのか??

f:id:gift-mkn:20180913182230j:plain


繊細人間(ギフテッド)の中でも特に繊細なHSP
人よりも頑張りすぎてしまったり
平気で自分に無理をしてしまう人が多いもの。


その理由は、
他人と自分の意識の間に境界線がないから


HSPは共感能力という
人に同調する能力を持っているため、

どこまでが自分のやりたいこと(できること)で
どこからがやりたくないこと(できないこと)なのかを
区別することができません。



HSP以外の人からすると
「自分のことなんだから、それぐらい分かるだろ」
と思ってしまうことかもしれませんが、

それは共感能力がない人だからこそ言えること。


HSPは誰かと一緒にいると
自分の意識(思考や感情など)が飲まれてしまうため
「これをやろう!」と事前に決めていたとしても
その意識とは無関係の行動をとってしまうことがあるのです。

また、人の考えていることや感情を
無意識に汲み取ることができてしまうので
困った人を見つけたらその人を助けるまで
自分の身を削ってでも頑張ってしまうところもあります。


よく言えば空気が読める人ですが、
悪く言えば、人に振り回されてしまう
自分の痛みに鈍感な人が、このHSPなのです。


HSPの人たちは、自分がHSPだと自覚するまでは
周りの人の言いなりになったり、周りの意見に流されながら
何とも言えない生きづらさと闘いながら過ごしています。

そして、自分よりも他人の方がよく理解できてしまうため
周りの人たちの方が自分より優秀だと感じることも少なくありません。


自分の長所や特技、才能に気づいていないと
何をしていても劣等感を感じたり
自分の価値を低く見積もってしまうこともあります。


人よりも頑張ることの方が多いのに
そんな自分を認めることも、褒めることもできず
むしろ自分自身に劣等感を感じるのですから、

鬱になってしまうのも無理はありません。


空回りのループから抜け出せないのは、自分を知らないからだった!!

f:id:gift-mkn:20180913183305j:plain


多くのHSPは自分自身が
極度に繊細だということに気づいていません。

私も自分で自分のことを
「繊細だ」なんて言うのはどうかと最初は思っていましたが、

▶︎HSP診断というものをやってみると
23項目中22項目が当てはまるという
HSPの中でも特に繊細なタイプだということがわかりました。


私も自分がHSPだと知る前の看護師時代は
激務の環境下で先輩の厳しい(パワハラ的な)言葉を受けながら
鬱状態になって自殺をはかるまで自分を追い込んで仕事をしていました。


当時を振り返ってみても、自分を責めたり
精神的にも身体的にも自分を追い込むばかりで

仕事にやりがいや生きがいを感じるどころか
仕事をすることや自分が生きていることに意味があるのか?と
考える日々を送っていました。


沢山の愛情を注いでくれた家族がいて
周りの人たちに支えられてきたから今の私がいますが、

もしそれがなければ
本気で自殺の道を選んでいたかもしれません。


そう考えると、今でも支えてくれていた人たちには
感謝の気持ちでいっぱいです。




ちなみに、こんな経験をしてきた私も
HSPを知った今は(自分が選んだ場所なら)どんな環境でも
自分の能力を十分に活かせるまでになりました。

(今働いているコールセンターでは自分の感覚や思考を上手く活かすことができて
「丁寧な対応だ」と褒められるようになり、さらに「人に教える」という仕事が
上司に認められて、新人教育を任せられるようにもなりました^^)

  • 自分の仕事に集中できない(周りのことが気になってしまう)
  • マニュアルを覚えることができない(理屈や感覚で理解できないと仕事ができない)
  • 無理な仕事でも簡単に請け負ってしまう
  • 仕事ができない自分を責めてしまう
  • 自分にできることと、できないことの区別ができなくてミスをしてしまう
  • プレッシャーに負けて空回りしてしまう
  • 人付き合いにどっと疲れてしまう   etc


もし、このようなことで悩まされているんだとしたら
それはHSPの共感能力を上手に働かせることが
できていないからなのかもしれません。


HSPは自分がどんな時に
人に振り回されてしまうのか?を理解していれば
必要以上に周りの影響を受けなくて済みます。

エナジーバンパイア」と言われる
自分のエネルギーを吸い取る人間が誰なのかを理解していれば
その人となるべく関わらないという選択だってできるし、

音や周りの人の話し声、業務や人間関係による
プレッシャーを感じる職場なのであれば
環境を変えることでそのストレスからは解放されます。



また、複数の視点を持つことで
苦手な人からは反面教師で逆に何かを学んでしまおう!と
考えることだってできるし

自分の感情とじっくり向き合うことができれば
人の感情や思考に振り回されずに
冷静な判断をしてから行動に移すことだってできます。


そして、自分が冷静(自然体)になれたとき
共感能力を上手く生かすこともできます。


例えば誰か困っている人、悩んでいる人がいたときに
自分が相談を受ける役を担うことができるし
人間関係においては潤滑剤という役割を担うことで
職場の人間関係を良い方向に持っていくことだってできる。


また、さり気ない気遣いや心配りが
職場の人の心を和ませたり、ストレスのある環境を
穏やかにすることもできるし、

会社の凝り固まった考え(常識的な考え方、古いルールなど)があれば
繊細な人(ギフテッド)特有の直観力でアイデアを生み出して
環境に新しい風を吹かせることだってできます。


鬱まで自分を追い込まないために大切なこと

f:id:gift-mkn:20180913184959j:plain


ここまで読んでいただくと
HSPにはこんなに色んな能力があったんだ!と
お分りいただけたんじゃないかなと思います。

共感能力やその他HSPの能力を挙げればキリがないくらい
まだまだ沢山あるのですが、

このようなHSPの強みを知ることで
人の役に立ったり、仕事をこなすことができてしまうの。


だから必要以上に自分を追い込んだり
生きづらいなぁと感じるのであれば
鬱になる前にきちんとHSPのことを理解すること。

そして、共感能力がどんなものなのか、
それはどう活かしていけば良いのかを深く理解して
もっと自分に自信が持てるようにしていきましょう。


また、HSPが心のバランスをとるには
「中庸」という考え方がとても重要です。


これは私も普段のセッションで心がけていることではありますが
物事をあらゆる角度から相対的に見てみたり
悩みと直接向き合うことで、本来の悩みが明らかになってくるの。

そうすることで、
相談される方が本当に望んでいることも見えてくるのです。



HSPに共感能力があるということは
別の見方をすれば「依存的な意識である」ということでもあります。

これまでの生き方や生活習慣、生まれ持った価値観によって
他人の意見や考えに同調してしまう部分があるから
「自立的な意識」になるように意識を転換していく必要があるのです。


「自立的な意識に、自分の意識を切り替える」なんて
一見難しそうに感じるかもしれませんが、

シンプルに言えば
『自分はどうしたい?』という質問を
常に自分に問いかけていけば良いだけの話。


つまり、誰かに意見を求めたり
誰かの考えを頼りにするのではなく
自分で考え、行動する癖をつければ良いのです。


そうすれば勝手に意識は自立していくし
周りがどう思うかとか、どう見られているかを気にせず
行動できるようにもなります。


簡単すぎることかもしれないけれど
周りのHSPの人たちを見てみると
ビックリするくらいできていません。

だから今までよりもちょっとわがままになることや
「これ言っても良いのかな?」「やっても良いのかな?」
と思うものを是非やってみてください^^

“自分が何をしたいのかがわからない・・。”HSPの強み『共感能力』の盲点

f:id:gift-mkn:20180610150228j:plain

私は人の気持ちを理解できる「共感能力」を持っている分、
「人の考えや意見に必要以上に振り回されてしまう」ことが悩みでした。


例えるなら、他人が持っているオーラや空気感に
丸ごと包まれて自分自身が見えなくなってしまう感じ。

実際に「オーラが重なって自分と他人の境界線がなくなる」というのが
共感能力者(HSP)が他人に共感している、ということだと聞いたことがあるけれど、

HSPのように極度に繊細な人たちは常にその状態のため
誰かと一緒にいるだけでも疲れてしまうし、自分を保つことができません。


これがHSP特有の生きづらさですが、

そうやって自分を見失いやすいHSPの人たちは
「自分は一体何者なのか?」
「自分は何のために生きているんだろう?」と悩むことが多いんです。


では、HSPの「共感能力」を上手く活かすためには
どんなことに注意していけば良いのでしょうか?

今回はHSPが持つ共感能力の盲点と
自分のやりたいことを見つける方法について
お伝えしていきたいなと思います。

HSPは自分が分からなくて当たり前?!

f:id:gift-mkn:20180610150537j:plain


HSPのように極度な繊細さを持った人たちは
鋭い五感と直感力で人の感情を簡単に汲み取ることができます。

それはまるで「高性能な集音器」そのもの!!

人の表情の変化や言葉の使い方、声のトーン、
その人が醸し出す雰囲気や自分の感じた感覚を頼りに
相手の思考や感情を読み取ることができてしまうのです。


日本人は四季のある環境や
建前・人付き合いを大切にする国で育ってきたため
元々空気を読んだり、人の気持ちを察するのが得意な人種でもあります。

ただ、HSPの場合は不安遺伝子(S型遺伝子)を多く持つ
(SS型の)人たちであるため、他の日本人に比べても刺激に敏感。

よく言えば、人より気が利く人、
危険察知能力がある人、直感力が優れている人、
感性(感情)が豊かな人でもあるのですが、

その反面、人の意見や考えに振り回されてばかりで
優柔不断な人というイメージを持たれてしまったり、
「共感能力」が活かせないうちは自分に自信が持てないために
何をやってもパッとしない人だと思われることが多いのです。


「周りのことを気にしすぎだ」とか
「考えすぎだ」と言われた経験がある人もいると思いますが、

人の感情という音を拾い過ぎてしまうHSPにとっては
自分が見えなくなってしまうのは当然のことなのかもしれません。


こんな悩みを抱えていたらHSPかも・・

f:id:gift-mkn:20180610151030j:plain


これまでに自分の意見が上手く人に伝えられなかったり
人前に出る度に動悸が起こる経験をしたことはありませんか??

HSPのように極度に敏感な人たちは
人前に出たら一人一人がどんなことを考え、何を想い、
どんな想いを自分に向けているのかを瞬時に見極めることができます。


そんな話をすればかなりの高確率で
「じゃぁ今、俺が何考えているか当ててよ!」
なんて言われることがあるんだけど(笑)

それは「コーヒーってどんな匂いがするの?何味??」
という質問に答えるくらい難しい。

「気持ちが読める」と言っても
実際は五感で感じているものなんですよね。


ちなみにそんな感覚を
一々、人と会う度に感じてしまうから

1.相手のどんな気持ち(考え)を汲み取って
2.自分のどんな意見を求めているかを予測して
3.相手に伝わる伝え方を考えて
4.自分の感じたことを正しく伝える

という段階を経て、コミュニケーションをとっているの。


文章にすることで改めて
相当面倒臭い性格なんだなって自覚したけど(笑)

HSPは繊細で敏感な上に、思考回路は複雑型(左脳的)なため
ほんの数秒でそんな考えを巡らせている人が殆どだと思います。


また、共感能力によって
人の気持ちに共感することが得意なため

「周りの人の力になりたい」
「(たとえ自分を犠牲にしてでも)誰かを守りたい」
という愛情深さを持った人も多い。


生まれたときから周りの人にばかり
意識を向けて育ってきたこともあって人に尽くすのは得意だけれど、

いざ自分のために何かしてくれるような人が現れると
遠慮がちになってしまったり
「何して欲しい?」「どうしたい??」と言われると
戸惑ってしまう人も少なくありません。


HSPに適した〝やりたいこと探し〟とは?! 

好き・嫌い、やりたい・やりたくない、、自分の思いに忠実ですか? 

f:id:gift-mkn:20180610152129j:plain


HSPが自分のやりたいことを見つけるために最も大切なこと。

それは自分の気持ちに忠実になる、ということ。


人に合わせたり、人の感情に流されやすいHSP
自分の心(本音)と向き合うことを後回しにしがち。

自分が何をしたいのか?が分からないのは
「自分はどうしたい?」という想いと向き合っていないから、なんです。



自分がどうしたいのか分からない。
自分が何者なのかわからない。


そんな想いで
このブログに辿り着いたそこのアナタ!

きちんと「アナタは何をしたいの?」と
自分の心に問いかける癖はついていますか??

 

これはHSP以外の人であれば
そこまで意識する必要はないけれど、

自分の気持ちが流されがちなHSP
注意深く自分の本音に耳を傾ける必要があります。


「面白そうなもの」には飛びついてみる

f:id:gift-mkn:20180610152854j:plain


繊細な人(ギフテッド)のような素直な人は
宇宙のサイン(ふとした閃きからくるアイデアを拾いやすい。

これはギフテッドならではの才能(ギフト)でもあります。


人は大人になればなるほど
人に合わせることに慣れれば慣れるほど
この宇宙からのサイン(閃き)に鈍感になってしまいます。

複雑型(左脳派)のHSPが考えてから行動を起こしてばかりいては
折角のチャンスも、自分の得意なものや
興味を持つものでさえも気づくことができなくなってしまいます。


なのでぜひ、頭で考えてしまいがちな人、
自分の心に蓋をしてしまっている人は
「これは面白そう!!」と思うものがあれば飛びついてみてください。

面白そうなもの、興味が湧くものを探っていくうちに
自分のギフトを活かすための何かを
見つけ出すことができるかもしれません。


これまでの悩みは自分だけのギフト?!

f:id:gift-mkn:20180610153025j:plain


興味があるもの(ワクワク)に従うことは
自分だけのギフト(才能)を見つける助けになりますが、

今までに悩みもがいてきたその経験も同じく
ギフトを活かすことに繋がる大切な経験だったりします。


私の場合、憧れの同級生に私も近づきたい!という一心で
気づいた頃にはその子を追いかけながら
そろばん、習字、体育教室、水泳教室、音楽(エレクトーン)を習うようになり
その子が描く少女漫画を真似れば

「私の真似しないでよ!!」

と怒られてばかりいました。。


当時はなぜ、こんなにも人の真似をしてしまうのか?を
理解することができませんでしたが、

その頃は憧れの彼女に知らぬ間に同調して影響を受けまくっていた上に
共感能力で彼女のやっていることを汲み取り
再現するのが楽しくて仕方なかったんだと思います。

「人の真似をしてしまう」というコンプレックスも活かしようによっては
「人の気持ちを整理するための写し鏡」になるのだから驚き。

今はこの能力を仕事に活かすことができるようになり、
誰よりも相手の立場に立って悩みの原因を探ったり
相手の気持ち(本音と建前)を映し出す写し鏡になることで
相談者の不安な気持ちを解消することができます。


ちなみに発想の転換によって
「真似る」を「写し鏡」に変えることができたのは
「私は何がしたい?」「何のために生まれてきた?」
「自分の強みって何なんだろう??」と
常に自分の心に問いかけてきたからでもあります。

全く関係ないところから「才能」なるものを
引っ張り出してきたのではなく
自分の経験や感じてきたことから見つけ出したというわけ。


「それはNatsumiさんだからできたんでしょ」
「私も早く気づいていれば今頃見つけてたし」
「そんなことで見つけられるなら苦労はしないよ」


そんなことを考えて「自分にはどうせ
何の才能もないし」と落胆するのであれば
「本当に自分には何の強みもないのか?」と
自分の胸に問いかけてみてください。


・誰も興味がないというけれど、自分は大好きなもの
・街中を歩いていると毎回惹かれてしまうもの
・「ありがとう!助かった!!」と感謝されたこと
・他の人は気にならないのに自分は凄く傷ついた(イライラした)こと・・ etc

そう思えるものが、アナタにも必ずあるはずです。


それがなんで好き(惹かれる)なのか?
嫌いなのか?無性にイライラするのか?
なぜいつまでも気持ちが晴れないのか??

ある事象に纏わる感情に意識を向けて
何度も「なぜ?」と聞いてみると
自然と「気になってしまう」理由が見えてくるものです。

【で、結局何を考えてるの??】相手の気持ちを理解するトレーニングまとめ

f:id:gift-mkn:20180411135636j:plain

良く言えば自分の考えを持っている人。

だけど、別の見方をすれば
人の気持ちを考えていないと言われる人っていますよね。


アスペルガーADHDHSPやHSSのようなちょっと変わった人たちは
自分の考えばかりを人に押し付けてしまったり
周りに振り回されてばかりで人の気持ちを無視してしまう人がいます。


もちろん、いつでも協調性を保てる人ばかりではないけれど、

協調性を意識せずに自分のことばかりになってしまっていては
必要な時に人の助けを受けることができなければ
自分の本来の才能(持ち味)を活かしきることもできない。


たとえ相手の気持ちが完全に分からなかったとしても
相手を理解しようとしたり
その人を受け入れようとする気持ちがあれば人間関係は上手くいくものです。

人の気持ちが理解できない人とは??

f:id:gift-mkn:20180413071344j:plain


「人の気持ちが理解できない人」には
大きく分けて2つの特徴があります。


一つは自分のことばかりに意識が向きすぎて
周りのことにまで意識が向かないというもの。

これはいわゆる「自己中タイプ」を言うのですが
自分の「こうしたい!」は分かってはいても
相手が何を求めているのか?どうしたいのか?まで
先回りして考えることができていないのです。


自己中タイプになってしまうのは
育ってきた環境や、その人の生まれ持った性格も関係していますが
一番言えるのは「自尊心が満たされていない」というところにあります。

「自分がしたことを評価してもらいたい」
「無いものや、上にあるものばかりを求めてしまう」
という人なんかは、自分に厳しい分人にも厳しいし、

自分がやってきたことに対して強い自信があるから
人の意見を聞く前についつい
自分の意見を押し通したくなってしまうの。


そしてもう一つは
周りの意見に流されてばかりで悩みが絶えず
他の人の考えまで受け入れる余裕がないというもの。


このようなタイプの人は
悩みが多い人であればあるほど逃避癖があるのも特徴。

誰かに悩みを相談してアドバイスを貰っても
そのアドバイスを聞き入れようとしません。


相手の指摘が耳が痛いと思う話であればあるほど
「そんなはずはない!」「自分は出来ている!」
と思い込んで人から貰った解決策を無視してしまいます。

だからこのようなことで悩んでいる人は
素直になると同時に、今目の前にある悩みや
その解決策ときちんと向き合う必要があります。

絡まった糸を少しずつ解いていくように
自分の悩みも目の前のものから解いていくことが
直接的な解決策になります。


人の気持ちを理解するには◯◯が必要?!

f:id:gift-mkn:20180413072022j:plain


前者のような自己中タイプに関しては
生まれつき自己中なのであれば、それは一生変わらないんじゃない?
と思う人もいるかもしれませんが、

「見る視点や受け取り方、考え方を変える」ことで
自己中な性格をコントロールすることができるようになります。


悩みを解決することに関してもそうですが
どんなに真剣に話し合っていても、一方から見ているだけでは
一向に解決の糸口を見つけ出すことはできません。


「自分は医者になるつもりはないけれど
親には医者になれと進められて悩んでいる」のであれば

「医者にはなりたくない。自分は営業マンになるんだ!」
と言い続けていたって、相手が納得するとは限りません。


自分はなぜ営業マンになりたいのか?
なぜ親はこれほど医者になることを勧めてくるのか?
なぜ自分は医者になりたくないのか?
親が納得するポイントは何なのか?
話している状況(タイミングや場所、時間)は適切か?
周りの影響に振り回されてはいないか?、、

このように色んな視点から問題と向き合ってみれば
解決の糸口は見えてくるものです。


「今ある悩みを解決する」ということは
人間関係の悩みを解決することであり
自分自身や相手のことを理解することでもある。


そこから目を逸らさなければ
人の気持ちを考えることができるようになり
相手の気持ちを考えながら、先回りして行動できるようになるのです。



人の気持ちを理解するトレーニン

自分基準で考えるのを辞めてみる

f:id:gift-mkn:20180413072626j:plain

 
人は今までの経験を元に物事を判断するため
年齢を重ねれば重ねるほど、経験を積めば積むほど
「自分の考えが正しい」と思い込んでしまいます。


確かに、自分で確信していることがあるのなら
自分の直感に従った方が良いに間違いはありません。


ですが、ここで言っているのは
「頑固な観念(思い込み)」の話。


この「頑固な観念」を持っている人は
誰かから助言を受けたり注意を受けたとしても
「自分がしてきたことが間違っている」と認めるような気がして
素直にその言葉を受け入れることができません。

特に「でも」「だけど」が口癖の人は
誰かがアドバイスをしてくれたとしても
すぐに自分の言葉で跳ね返してしまって
相手の話を素直に聞き入れようとしない傾向があります。

このような行動をとりがちな人は
何でも自分基準で物事を考えないように
たまには人の意見を聞いてみたり、その話を聞き入れる必要があります。


きっと多くの人は「何でも受け入れなければいけない」
と思うのかもしれないけれど、

私が言いたいのはそういうことではありません。


これは「自分は自分、他人は他人」という風に
考え方や価値観を区分けするようなイメージ。


「自分の考えがあるように
相手にも相手の考え方があっても良いよね。」

と、思えることが
相手の気持ちに寄り添うことに繋がるのです。


シンプル思考を養う 

f:id:gift-mkn:20180413073926j:plain


悩みを抱えている人の十中八九は
物事を複雑に考えてしまっています。

一つの悩みに妄想という枝を付けて
かなり大きな悩みにして抱え込んでしまっているの。

私が普段、誰かの相談に乗ってみて思うのは
「複雑な悩みなんかない」ってこと。

相談に乗った後に言われることも
「私は彼に好かれたいだけだった」とか
「仕事を辞めたい気持ちを認めてほしかった」とか
「悲しい気持ちを誰かに知ってほしかった」とか、いつもそんな感じです。


だから本当の問題は、悩みを大きくしてしまっていたり
元々の悩みの解決策が分からないことだったりするんですよね。


悩みを複雑にするのを防いだり
解決策を見つけるのって、実はとっても簡単^^

頭の中をシンプルにしていって
物事を複雑に考えないようにするだけなんです。


好きなもの、やりたいことには積極的に取り組んで
言いたいことは我慢しない。

不快なこと、イライラやモヤモヤがあれば
その都度スッキリさせてストレスは溜めない。


たったこれだけでも
頭の中がシンプルになります。


これって要は「本能に従って生きる」ということなんだけど
自分の本音にきちんと耳を傾けていれば
ふとした相手の思いや言いたかったことを
汲み取ることができるようになるの。

私が周りの環境や人の感情に変に流されなくなったのも
相手の心の声により耳を傾けられるようになったのも
実は自分の本能に従って過ごすようになったからなんです。


感情に振り回されない

f:id:gift-mkn:20180413074629j:plain


人は心の休息がとれていないと
周りの人の意見に流されやすくなってしまいます。

人の意見に無意識に流されている時って
「自分の発言や行動に責任を取ることが出来ていない」から
起こった問題を誰かのせいにしてしまったり
自分の悩みに誰かの事情も織り交ぜて悩みを複雑にしてしまうの。



誰かの相談に乗っていても、必ずと言って良いほど

「俺はAだと言ったんだけどアイツはBだって言うんだよな。
結局俺はどうすれば良いんだ?何をするのが正解なんだ??」
というパターンの悩みが沢山出てきます。


本来「自分はどうしたい?」だけ考えることができれば
悩むことなんてなくなるし、何をするべきか?(つまり何をしたいのか?)
が分かるはずなのに、誰かを絡めることで悩みを複雑にしてしまっているの。


また、人からの評価ばかりを気にしている場合も
誰かを交えた悩みを抱えてしまうことがあります。

一般的な考えにばかり固執していると
周りの目がどうしても気になってしまうのかもしれません。


ですが、一般常識はこの世に存在しても
すべての人の考え方や価値観が一致している訳ではありません。

それぞれの人の見方や捉え方があって
頭で考えていることと心で感じていることも
必ずしも一緒という訳でもないの。


そう考えたら、他人からの評価なんて
案外適当なものなのかなって思います。


だからまずは、そんな周りの意見にばかり流されるのではなく
自分はどうしたいのか?ということとしっかり向き合うことです。

心のブレを無くすことができれば
余裕を持って人の心に触れることができるようになります。


神様は 同じような人間は一人として作っていないという。だとしたら改めて他人と比較する事は無意味に等しい 。


www.instagram.com

↑ウチのダンスの先生。ホント、良いこと言ってる!


耳が痛い話ほどよく聞いてみる

f:id:gift-mkn:20180413075545j:plain


逃避癖がある人は、誰かの助言を受けても
それをまともに受けようとしません。

自分から積極的に悩みを打ち明けた場合でも
結局は自己満足の世界になってしまって、
苦手なことを避けながら、楽できることだけを選ぼうとしてしまうのです。


これに関しては「何のために人は悩んでいるのか?」
という、そもそもの話を考えてみると分かりやすい。


人が何かを悩むのは
自分にとって必要な課題を見つけた時。

それを乗り越えたいと思っているから、人は悩むのです。


試練とは面白いもので、
その試練を避けようとすればするほど、
ラクしようとすればするほどいつまでも追いかけてくるの。

それがなぜかと言ったら、それは
自分の魂がその試練を欲しがっているからなんだけど
その本質に気づいていないと堂々巡りの人生を歩むことになってしまうのです。


ちょっとスケールの大きい話になりましたが(笑)

要は耳が痛くなる話って、実は有難いことなんだってこと。

だって自分で「耳が痛くなる」ほど
その意見が自分にとっては図星だってことだから。


乗り越えるまであとちょっと。

だから、耳が痛い話を聞く経験は
それを超えるための踏み台にするんです。


そうやって辛いことと積極的に向き合っていくと
案外どうにでもなることなんだなって気づく。

自分が思っていたほど
難しいことじゃなかったんだって分かるようになるの。


これは人の気持ちを理解することには
直接的に関係するものではないかもしれないけれど、

「自分の弱さを埋めること」が
人の気持ちを理解することに変わっていくんです。


今もし何かどうしても辛いことがあるなら
起こっている出来事を少し違った角度から見てみてください。

違う見方をした時に新たな解決策が見つかるはずです^^



自分の悩みを掘り下げて見ていきたい方、
悩みの解決方法をもっと知りたい方はコチラ。
https://ameblo.jp/serendipity-mkn/theme-10095723597.html


その他メニューも多数あります^^
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/11875

 

心の声がうるさいのはなぜ??HSPが言いたいことが言えない理由

f:id:gift-mkn:20180404154840j:plain


HSPの大きな悩み。

それは、言いたいことが思うように言えないということ。


これは私がアスペルガー診断をして
自閉傾向がある」と出てくる理由でもありますが、

伝えようと思った瞬間に心の声がザワついて
自分の言いたいことがわからなくなってしまうんです。


では、なぜこのように
心がザワついてしまうのでしょうか?

今回は言いたいことが言えなくなってしまう
HSPの悩みについて考えてみました。

HSPは隠れADHD?!

f:id:gift-mkn:20180404155441j:plain


繊細すぎる(敏感すぎる)という
HSPの人たちを見てみると
頭の中が忙しない人が多い傾向にあります。

これは私自身もそうですが
人の考えていることや感情、環境の変化が気になってしまって
一つのことに集中できなくなってしまうんですよね。


私が看護師をやっていた頃は
周りの人の目や緊張感のある環境が自分に合わなくて
仕事を覚えたり、何をするにしても時間がかかっていたし
意識が散漫になってミスばかりしていました。


当時はそんな自分を「仕事ができない人」
「ダメ人間」だと思っていたけれど、

今思い返してみれば、それはHSPゆえの繊細さで
過剰に「周りの音」を拾ってしまっているせいで
上手く環境に溶け込むことができていなかったことが分かります。


ですが、視点を変えてみれば
「周りの情報に対するアンテナが高い人」
「閃き力が高い人」という見方もできます。

そういう意味では、頭の中は
ADHDの人たちと似ているのかもしれません。


閃き力が高い人は比較的直観力も優れています。

頭の中がとってもシンプルな状態だから
旬な情報や無意識からのサインやメッセージも受け取りやすい。


その能力さえ上手く活かすことさえできれば
旬な情報を届けて人を喜ばせることができたり、
優れた直観力で運を掴めたり、危険を回避をすることができます。

 

HSPはなぜ言いたいことが言えなくなるの? 

環境や人の感情の変化に敏感

f:id:gift-mkn:20180404160100j:plain


先ほどもお伝えしましたが
HSPが言いたいことが言えない理由は
環境や人の感情の変化に敏感だから、というのが大きな理由。

それに付け加えて直観力も優れているから
相手の言いたいこと、求めていることが分かりすぎてしまったり
もっと言えば、自分が何と言ったら
どんな反応が返ってくるのかまで分かってしまうの。


つまり、何をするにしても相手の反応が視えてしまうため
自分が本当に言いたいこと、やりたいことができないのです。


私が学生の頃は、自分で手を上げたにも関わらず
先生に指された瞬間に言いたいことが言えなくなってしまう
(分からなくなってしまう)ことが多々ありました。

それは先生に指された瞬間に
教室に漂っている緊張感を汲み取って余計に緊張してしまったり
他の生徒が何を思っているのかを必要以上に
感じ取ってしまったからだと今になって分かりましたが、

当時はなぜ言いたいことが言えなくなってしまうのかが
分からなくて戸惑うことばかりでした。


自閉症の人たちは「何を考えているのか分からない」
「自己主張が上手くできない」と思われがちなところがありますが
それは私たち(HSP)にも言えることでもあるのかなって思います。


相手の波長に自分の波長を合わせてしまう

f:id:gift-mkn:20180404161026j:plain


HSPの大きな特徴の2つ目としては
「カメレオンの様に振る舞える」ということ。


自分でも知らない間に人の意見に合わせていたり
自分のイライラや不快感、疲れなどとは裏腹に
その場を盛り上げようとしていたり
人を元気にしようと振舞ってみたりするの。


これは人の気持ちや思っていることを
勝手に汲み取ってしまうからですが、

問題は「自分の考え(意志)とは
別の行動をとってしまっている」ということ。


その証拠に、一歩引いて自分自身を眺めてみたり
一人になってみると「こんなはずでは・・」と
自分が言ったことややったことに後悔していたり
相手の行動が身勝手だったと腹が立ったりすることがあります。


私も人間関係や相手の意見ばかりを優先していた時は
「どこでもいいよ」と食事する場所を相手に委ねていたり
自分も一緒に友達の行きたい場所について行っていたはずなのに
イライラしたり後悔することがありました。


本当は「こうしたい」が自分の中にあっても
そこに意識を向けていないと周りに流されてしまうのがHSP

自分以外の何かに染まり過ぎないためには
自分の本音に常に意識を向けることが大切です。


相手の意見を優先することが苦ではない

f:id:gift-mkn:20180404161519j:plain


HSPには優しくて
人の意見を尊重してあげたいと思う人が多い。

そういう意味では
確かに平和主義者であり博愛主義者なのだけど、
別の見方をすれば「自分の考えを主張できない人」
「ただの良い人」となってしまいます。


勿論「自分のことよりも相手のことを大事にしたい。」
と思えるくらい「愛」に溢れた部分は
HSPのこれ以上に無いんじゃないかっていうくらい素晴らしいところ。

ですが、それと同じ様に自分を大事にすることも大切です。


自分の思いを主張するために必要な3つのこと

日頃から「自分はこうしたい」と思うものを選択するようにする

f:id:gift-mkn:20180404161955j:plain


「自分のやりたいことが分からない」
「何をするにしても相手を基準にして考えてしまう」

という相談を受けることがありますが
この問題の解決方法は至って簡単^^


「日頃から自分の意見を言う
(好きなことをする)癖をつける」


たったそれだけで
相手基準で物事を考えなくなります。


相手基準で何かを考えたり行動をするということは
それだけ相手に依存しているということ。

自分主体で行動することに慣れていないと
ついつい相手に合わせて行動してしまうの。


だから、日頃から自分の心(ハート)に
「何がしたい?」「本当はどう思ってる?」
「何を伝えたいの??」って聞いてみることが大切。

凄くシンプルなことなんだけど
相手に合わせがちな人ってそれができていないんです。


一人の時間を大切にする

f:id:gift-mkn:20180404162222j:plain


これまでの私のように
人間関係や相手の意見ばかりを優先して行動していると
一人の時間を疎かにしてしまいます。

一人で過ごす時間がなければ
それだけ自分の心に耳を傾けることができないし
心の休息をとることもできません。


周りの人の意見が必要以上に気になってしまったり
環境の変化による影響をモロに受けてしまうのは
心を休めていないからでもある。

勿論、HSPの繊細さもその理由の一つだけれど
それにばかり逃げていてはいけません。


逆に言えば、HSPはそれだけ繊細で
自分以外の何かの影響を受けてしまうのだから
他の人以上に一人の時間を意識して取らなければいけません。


心のバランスをとっていくと心の声も聞きやすくなります。

ぜひ自分の心に耳を傾けることも意識してみてください。


自分と他人の境界線を作る

f:id:gift-mkn:20180404162651j:plain


他人の声に流されやすいうちは
その場の状況を客観的に
見ることができていないからでもあります。


価値観や考え方は人それぞれだから
どんな考えや意見があっても当たり前。

周りの言うことにいちいち反応していてはキリがありません。


自分の思っていることを相手に伝えるためには
他人は他人、自分は自分だと自分自身に言い聞かせて
「自分だったらどうしたいのか?」
「何を伝えたいのか?」ときちんと向き合う必要があります。


ついつい周りの意見を優先しがちな人にとっては
「自分がどうしたいのか?」を考えることが
難しいと感じることもあるかもしれません。

ですが、起こっている出来事や
相手の言いたいことを一歩引いて見てみると
実はみんな自分の言いたいこと、やりたいことを
案外好き勝手にやっていることに気がつきます。(これは良い意味で)


だから、相手が好き勝手に自己主張をしている分
自分も好き勝手に自己主張してみれば良いんです。

中には「こんなこと言っても通用しないんじゃないか?」とか
「こんなことをしたら注意を受けるかもしれない」
と思うこともあるかもしれないけれど、

それは相手が判断することであって
自分が心配することではありません。


それに、何かやって問題があれば
その時は意見されるかもしれないけれど
それと同じように相手に言われたこと、されたことで
納得がいかないことがあればそれを訴えても良いんです。


受け入れるかどうかはその人次第。

基本的には何をしてもOKなんだと思えば
必要以上に悩むことはなくなります^^




いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

はてなブログを始めてからもうすぐ1年が経ちますが、
当時1日100アクセス程だったものが
気づけば500アクセスをキープできるようになりました^^

f:id:gift-mkn:20180404165200p:plain



なんとこの前は1時間で100アクセスを超えています☆

f:id:gift-mkn:20180404165221p:plain


沢山の人にこのブログを読んでいただけて嬉しい限りです^^


ちなみにはてなブログのアクセス数は
アメブロの10分の1くらいなのだとか。

検索エンジンからのアクセスだけになるとそんなもんらしい。
確かにアメブロで1500アクセスくらいとっていたのが
はてなブログでは100ちょっとだったっけ。)


それが今のアクセス数で言えば
アメブロで5000アクセスに相当するんだって考えたらスゴイ!!


そしてそれに加えて、前に少しだけかじっていた
NAVERまとめも放置していただけなのに
なんと500円の報酬が入っていました!!

f:id:gift-mkn:20180404164925p:plain

 

f:id:gift-mkn:20180404164942p:plain

(チリツモってこういうことなんですね^^笑)

これを機にどちらも頑張ってみようと思います!☆

仕事ができないことをアスペルガーのせいにしてない??要領が悪い人ほど成功する理由

f:id:gift-mkn:20180214173944j:plain

要領が悪いと思われがちのアスペルガーだけど
それは一般論や一般人の感覚からしたら
ちょっと外れている人を言うんだと思う。


「一般の感覚から外れている」というと
これもまたネガティブな意味での
「変わり者」だと思われてしまうのかもしれないけれど、

私は「人並み外れた感覚を持っている人」という
独特の個性を持った人たちだと捉えています。


人とは違った感覚を持っていると
一般の人の中に溶け込めずに
生きづらさを感じることがあるかもしれない。

でも、それも一般の人からしたら
実はとっても面白い感覚で、憧れの存在でもあるんです。


今回は要領が悪いと言われてきた人たちが
なぜ効率良く物事をこなすことができないのか?をもとに
成功するための秘訣について考えてみました^^

 

なぜアスペルガーに仕事効率が悪い人が多いのか?

f:id:gift-mkn:20180214174205j:plain


ネットで色んな情報を見ていると
アスペルガーは仕事が出来ない」とか
「仕事効率が悪い」といった情報が出てきます。


私もグレーゾーンのアスペルガーHSP)で
アスペルガー診断でも
自閉傾向がある」という結果が出たけれど、

人の気持ちを汲み取ることが出来るという長所がある反面
人の本音も建前も分かってしまうがために
「相手が本当に望むことが何なのか?」が分からなくて
人間関係に悩んだり、社会に溶け込むことに苦労することがありました。


看護師になって初めて社会人を経験した時は
同期と同じように仕事をこなすことが出来なくて
仕事に追い込まれた挙句に鬱状態になることもありましたが、

それは

・相手が本当に望んでいることは何なのか?
・会社の期待にどこまで答えれば良いのか?
・どこまで建前の自分を作って人と接すれば良いのか?
・自分の本音はどこまで言って良いのか?

が分からなくて
考えることも増えて仕事が進まなかったり、


「みんなと同じようにできなければならない」
「遅れをとって人に迷惑をかけてはいけない」
「人よりも早く上達できるようになりたい」

といったギフテッド(繊細人間)特有の
正義感、責任感、プライド、真面目さで
仕事を必要以上に重く捉えてしまうことも
あったからなんじゃないかなって思います。


アスペルガーADHD自閉症と呼ばれる繊細な人たちは
きっと少なからず私のような経験をしているかもしれません。


でも、自分自身の特徴をよく理解してあげれば
長所を伸ばして、短所の補うことだってできる。


大切なのは「周りの誰かのように」
上手くいかせようとするのではなく、

「自分だったら何をどう活かせるのか?」を知って
それを存分に発揮していくことだったんです。


ギフテッドは、せっかちさん?!

f:id:gift-mkn:20180214175147j:plain


私が見てきたギフテッド(繊細な人)の傾向を見ていると
プライドが高くてせっかちな人が多いなという印象があります。


何かに取り組んだとしても
周りの人がとっても優れた人に見えてしまって
その努力を諦めようとしてしまったり、

最初からかなりハードルの高い目標を設定していて
そのくせその目標まで人より早く辿り着こうとして、
だけど上手くいかなくてヤキモキしていたりするの。


ギフテッドってとっても真面目で意識が高い人が多いから
それぐらいやって当然だ、とか
普通はやるもの(できるもの)だと思っているんです。



だけどこれって、ギフテッドが無意識に覚えている
魂の記憶が関係しているんです。

人がまだ肉体を持っていなかった頃(魂、光だった時)は
望めば何でも叶ってしまっていた、ということを
生まれた頃から記憶しているからこそ

目標を人より高く掲げては
無茶するような行動をとってしまうんですよね。


こんな話をセッションを受けてくださった方に
お話すると妙に納得されるのですが^^

それを思うと、自分がこれまでにどれだけ努力を重ねて
無理をしてきたのかが分かると思います。


だから、何かが上手くいかないと思った時は
原点に還って、足元をよく見て、
一つ一つ目の前にあることから片付けていくいことが大切なの。


ダンスの経験を通して学んだこと

f:id:gift-mkn:20180214175631j:plain


何でもそう。

続けていれば、最初は辛かったことだとしても
だんだんやっていくうちに楽しくなってくるんです。


繊細なギフテッドは完璧主義だったり
自分なりのプライドを持っているから

手を付けることすら躊躇したり
手を付けてみても周りと比べてしまって
自分のやっていることに自信が持てなくなることもあります。


だけど、何でも上手くなるには時間がかかるし
楽しいと思えるようになるためには、それなりの経験が必要。

最初からできるようになろうとするんじゃなくて
一歩一歩地に足を付けて歩くのと同じように
経験を重ねていけば、きっと自分が理想とする形が出来上がってくるんです。



私がダンスに興味を持ち始めたのは、まだ学生の頃でした。

その当時は、ダンスはプロを目指す人だけがやるもの
だと思っていたこともあってか
自分がダンスレッスンを受けるなんて想像もしていませんでした。


でも大人になって、自分の固定概念を外し、
「何かを始めるのに遅すぎることはない!」と
大人になった今になって初めてレッスンを受けるようになってからは
夢中になってダンスに取り組むようになっていました。


しかも「ダンスは趣味程度で出来れば良い」と
最初は思っていたのに、何の運の巡り合わせか
アーティストやプロのダンサーをプロデュースしている
先生たちのレッスンを受けていたんです。



入門クラスでもそれなりにレベルが高くて
最初は着いていくのもやっとだったけれど、

入門の先生からも「早く卒業しなさい!
(金魚のフンみたいになってるから。笑)」
とのお言葉もいただけるまでになりました^^⭐️



自分の経験をこうして振り返ってみても
やりたいなと思うことに真っ直ぐに従っていくことや
焦ったり、諦めたりしないでコツコツ地道に経験を積んでいくことは

当たり前のことなのかもしれないけど
やっぱり大事なことだなって改めて思いました。

ギフテッドが器用貧乏なのは仕方のないこと 

f:id:gift-mkn:20180214184705j:plain


ギフテッドの感性は霊的な感性だ、なんて話をよくするけれど
ギフテッドの勘は、本当に人並み以上なんです。


人の顔色を伺ってばかりいないで
自分の本音に忠実に過ごすことを心がければ
誰が何を言いたいのか、何をしたいのかが
感覚的に分かるようになるし

先読みする力を発揮することができて
未来を予測することだって出来てしまう。


相手の言いたいことが分かってしまうから
言葉足らずになってしまったり
会話が噛み合わないことだってあるし、

何が起こるのかが先に予想できたとしても
それが一般の人には無い感覚だから
問題の予防策や本質的な改善策を提案しても
それを理解してもらえないこともあります。

でも、それがギフテッドならではの強みなの。


だから、一般の人に馴染めなくても
器用貧乏だと思われるようなことがあっても
それはそれで仕方のないこと。

そんな時は相手が分かることから伝えていったり
できることからちょっとずつ変えていくしかない。


そうしていけば、そのうちちゃんと理解者が現れて
自然と周りに助けられるような流れだって起こるようになるんです。



「要領が悪い人」というのは
「一般の人の感覚に溶け込むのに時間がかかる人」であり
「人並み外れた感覚を持っている人」でもある。


それはそれで、自分自身の個性として受け入れて
「できること」からコツコツと
やっていけば良いんじゃないかなって思います。