繊細体質のトリセツ

“繊細人”らしくストレスフリーに生きていくための指南書

『周りが見えない』これって病気??ADHDが悩む“過集中”の効果的な活用方法について

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何かに没頭しすぎると、仕事に支障をきたしたり
人に迷惑をかけてしまうことってありますよね。


ADHDアスペルガーと言われる人たちには
このように「過集中」になりやすい人が多いのだけど、

周りが見えなくなるほどの集中力を上手く活かすことができれば
一般の人には成し遂げることができなかったことで
成功をおさめることが可能になります。


今回は周りの人に迷惑がられずに
集中力を自分の強みとして活かしていく方法をまとめてみました!

あなたの「気になる」の中に
実はとても重要なヒントが隠されてあるかもしれません^^

一つのことしかできない人たち

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ADHDアスペルガーと言われる人たちは
一つのことに没頭する「過集中」の傾向があると言われています。

こだわりが強くて、気になることがあれば
より深く探究していきたい、謎を明らかにしていきたい、
という好奇心が本人を「過集中」にさせているのです。


ただ、一般的には「頑固」だとか
臨機応変に対応することができない」と見られることも多く
集中力が高いことに対してはマイナスイメージを持たれやすい。


本当はこの「こだわりの強さ」が
素晴らしい発見や成功を生み出すことだってあるのに

周りに合わせることや、程よく何かに取り組むことにばかり
意識を向けられてしまうことで
その素晴らしい才能を活かすことが出来ないのです。



だけど人の特性というものは
長所と短所(表と裏の性質)で成り立っています。


「頑固」「臨機応変に対応することができない」という
短所を持っているということは、

その反対の「こだわりの強さ」「集中力」という
長所も持ち合わせているということ。


長所と短所の両方を評価して
初めてその人の特徴が浮かび上がってきます。



何かに夢中になるくらいに
人の心が動かされているということは
そこにはその人にしか分からない
発見があるということでもあります。


その発見を見過ごさないために
本人が納得いくまで夢中にさせてあげることが
傍観者(第三者)のするべきことなんじゃないかなって思います。


だから私はけして、頑固なことやこだわりが強いこと、
過度に集中してしまうことを悪いことだとは思いません。

そのような一歩引いた見方も
大切なんじゃないかなって思います。


世の中は好きなことが見つけられない人だらけ?!

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ここまで過集中の傾向がある人についてお話してきましたが、

世の中を見渡すと「何に対しても興味が湧かない」という人や
代わり映えのない日々を送っている人が非常に多いもの。


私の周りにも家と会社の往復だけで
休日は家で寝ているか、友人と飲みに行くかのどちらか
という日々を送っている人も少なくないですが、

このような日々を送っている人たちは
「最近ワクワクしていないかも」
「特にこれといって楽しいことはないな」
というようなことを口にします。


それは私が思うに、変化のない日々が人の感覚を鈍らせて
感動する機会を減らしてしまっているんじゃないかなって思うんですよね。


物質的なもの(お金やモノ、情報など)に満たされ
何不自由なく生活できるようになった反面、人との繋がりがあるにも関わらず
心の寂しさを感じる人が増えているのも、

当たり前にあるものに慣れてしまって
「今在るもの(有り難いもの)」に
目を向けることが出来ていないからなんです。


「好奇心が向けられるもの」「気になるもの」がないと
人の心が動かされることはありません。

自分の生きがいを見つけたり楽しい人生を歩むためには
なるべく多くのものに興味を示し
より心が動かされるものを探求することがとても重要です。


「なんか気になる」の中にギフト(才能)が隠れている?!

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興味を示す対象は人によって様々。

生まれてくる前から
「これをやろう!」と決めてきたことに対して
人の心が反応するようになっているのだそうです。


ということは「その人の興味・関心があること」、
「気になること」に自分の役割や使命が隠されているのだということ。


ワクワクすることや夢中になれることを継続していれば
おのずと自分の才能を活かすことができて
生まれる前から決めていた使命を果たすことができるのです。


殆どの人は気づいていないけれど
人の心はそのようなことに反応するようにできている。

だから「自分だけが持っている『面白い視点』」
探求していくことが大切なんです。


例えば、建物に入ったらその建物の内装に目が行く人、
他人の噂話に花が咲く人、人の発言にイライラしやすい人がいたりしますが、

これには建物の内装や建設などの仕事に向いている人、
人の特徴をよく観察したり発見がある人、繊細で気が利く人といった
その人の特徴や才能が隠れています。


私自身も人の名前や住んでいる所には
全くと言って良いほど無頓着だけど、

その人の考え方や役割、使命
(魂が目指している方向性)には物凄く興味が湧いたりする。笑


魂が何処に向かって進んでいるのかが
気になるだなんて、もはや変態レベルだけどw

それを活かそうと決めたからこそ
今こうして自分の才能を仕事にすることが
できたんじゃないかなって思います。


興味を示すことがどんな些細なことだったとしても
その積み重ねがどのように化けるかはわからない。

自分と似たようなタイプの人間でも
興味を示すポイントが微妙に違っていたりするから
物事の受け取り方や考え方はその都度変わってくるものです。


だから、こんなこと誰でも知っているだとか
分かっているなんて思うんじゃなくて

そういった所からその人なりの面白い視点や発見を
見出していけば良いんじゃないかなって思います。


 

【驚愕】素直な人の現実引き寄せ力はハンパじゃなかった!!

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イメージしたことを物の見事に現実にする人っていますよね。

おそらく、その大半が「とっても素直な人」
なんじゃないかなと私は思います。


というのも、素直な人ほど信じる力が強いから
その「念」をもって、何でも現実にすることができてしまうの。


ギフテッド(繊細な人)には霊的感性がある、と話していますが
これはギフテッドの「素直さ」に関係があります。

素直な人の想いは良くも悪くも現実化する?!

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あなたは素直な人の想いが
現実化しやすいことをご存知ですか??


私はギフテッド(繊細人間)には
「霊的な感性がある」と良く言っていますが、

それはギフテッドが生まれ持った繊細さや素直さ、
鋭い五感が関係しているからでもあります。


イメージしていた人から連絡をもらう経験が多かったり
予感(良いものも悪いものも)が当たったり
何気なく話したことが的を得た話であったりするのが良い例。

本人からしたら自然と起こっていることなので
それが霊的な能力だと実感している人も中々いないのですが
一般の人はこんなに簡単に、自分の「勘」を活かすことができないのです。


「思考は現実化する」という言葉がありますが
それは「強く信じたことが現実化している」ということを指します。

素直な人には、本来何かを疑う心がないため
強く信じたものをストレートに現実化することができてしまうの。


だから、ギフテッドが理想の人生を歩むためには
「何を信じたいか」を明確にすることが重要なポイント。

それは信じるものによって「望んでいないもの」でさえも
現実化できてしまうからでもあります。


好きでもない人に好かれる人の共通点

自分に自信がない 

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「好きでもない人に好かれてしまう」というのが
望んでいないことを現実化してしている良い例かもしれません。


特に、自分に自信が持てない人や
自分の価値を低く見積もっている人なんかは
無意識に「イメージ通りの自分像を作り上げてくれる人」を選ぶようになっています。


「自分には何の価値もない。
人を喜ばせることも、人に優しくすることもできない。」

と思っているのなら、

そういう自分として接してくれる人でないと
人は違和感を覚えます。



“一番しっくりくる自分を作り上げてくれる人。”


つまり、

「自分を大事にしない人」
「自分のしたことを認めてくれない人」
「自分に不快感を与える人」
「自分の価値を下げる人」

を自然と自分が求めるようになるため
自分の周りの人間関係(つるみの法則とも言う)が
このような人間で溢れるようになるのです。



ネガティブな思い込みが強い

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また、本人の想いがネガティブな想いに偏ってしまっても
同じ現象が起こります。

それは本人の潜在意識に
ネガティブな考え方が刷り込まれるからでもある。


人は自分の直感を働かせる時、
自分の潜在意識のストックから情報を拾おうとします。

これが自分の理想の未来に必要な情報で溢れていたら
ワクワクすること、嬉しいことを自然と選択して
現実世界を作ることができますが、

ネガティブな刷り込みばかりが潜在意識に入っていると
引き出した情報や閃きもネガティブなものになります。


「こんな人に好かれたくないな」と思いながら
どんな人に好かれたくないか?を鮮明にイメージしていたり、

「◯◯さんと一緒に仕事したくないな」と強く念じることで
潜在意識にその想いを強く働きかけることになるので
実は自分の望んでいない現実を引き寄せることが簡単にできてしまう。


ストーカーに狙われやすい人がなぜ狙われるかって
相手のことを強くイメージ(想像)しているからなの。


だから、好きじゃない人に好かれたくないのなら
気にしないのが一番!!

「強い想い(念)」を発さなければ
相手との距離を取ることができるようになります。


自分でも無意識に求めてしまっている

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引き寄せの法則は基本的に
自分が望んでいる現実世界を創り上げるために成り立っています。


それは目の前で起こっている出来事が
たとえ自分が望んでいなかったことだとしても
少し先の理想の未来を創り上げるために起こっている場合もあります。


例えば、恋愛で言うなら
自分が望んでいる運命の人と出会う前には
必ずと言っていいほど「運命の人もどき」と出会うようになっています。

これは私自身の経験を通しても同じことが言えますし
私の周りの人で「ツインソウル」という
魂レベルでご縁があって出会った人たちを見てみても
何の例外もなく同じことが起こっています。


なぜ「運命の人もどき」と出会うようになっているかというと
いざ運命の人に出会えた時に「この人が運命の相手だ!」と
気づけるようにするためなのだとか。

自分が本当に求めている人に出会うまでは
それに気づくために必要な相手(本来好きにはならない人)を
引き寄せるようになっていたのです。


どうすれば望んでいる世界を手にすることができるのか?

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自分のイメージをすべて
現実にすることができるのだとしたら
あなたはどんな現実を創り上げていきたいですか?


「そんな簡単にいくはずがない!」と
そう思う人もいるかもしれませんが、

実はこっちの在り方が
本当の現実世界を創り上げているのです。



だけど多くの人は、

「そんな簡単な人生を歩んではいけない。努力するのが当然だ!」
「自分は一生幸せになんてなれない」
「お金持ちになれるかどうかは生まれた時から決まってるんだ」
「私には素敵な人に好かれる価値なんてない」

と強く信じることで
本当は可能なことでも自ら「不可能」にしています。


そう考えると思考を現実化するためには
「不可能と決めつける癖」を改善する必要があるの。


私も個人セッションをする際に
相談者の固定概念を壊していくと、面白いくらいに
相談者の発想力が豊かになっていくのを目にします^^

これまでにも「お金がない」という思い込みを外した瞬間に
あらゆる方面からお金が入るようになった方や
「結婚したい」という思い込みを外したことで
8年振りに彼女ができたという方などがいらっしゃいますが、


やっていることは至ってシンプルで

「〜しなければならない」
「〜するべき」
「自分には無理」

と思うことを、色んな角度から


「それって本当にそうなん??」

て、考え直してみるだけなんです^^笑


人には凝り固まった考えがあると
自由に考えることができなくなります。

人に「それはダメだ」と言われたらそれがたとえやりたかったことでも
「ダメ」だと思い込んで出来なくなってしまうんですよね。


だから「誰かに言われたからやらない」のではなく
なぜダメと言われたのか?本当にダメなのか?を考えながら
「やりたいからやれる自分になること」の方が大事なんです。


それをやるのは「おかしい」とか「変」だとか
「間違っている」とある人が言っていたとしても
それはあくまで相手主観で見た時の話。


何をするにも自由にできる権利は誰にだってあるし
その責任も本来は自分にある。


何においても、結果自己責任なのであれば
自分のやりたい事を思う存分に
やった方が良いんじゃないかなって思う。


どんなに好き勝手やっても誰にも文句を言われていない
私が言うのだから間違いありません!笑




【参考図書】

思考が現実化していくメカニズムについてはこの本の解説がとっても分かりやすい!
潜在意識を科学的に読み解きたい方にもオススメ^^

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

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繊細な人の心に響く、繊細なタッチの小説。最近の私のイチオシ^^❤️

運命に、似た恋 (文春文庫)

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【HSPの豆知識】言いたいことが言えない時はデトックスが最適?!

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皆さんは積極的に
デトックス」を取り入れていますか??


繊細な人であればあるほど
周りの意見ばかり優先してしまい
自分の言いたいことを我慢しがち。

確かに繊細度が高いHSPの人たちは
比較的自分の言いたいことが上手く言えない人が多いですが
けして「自分の考えを伝えられない人」というわけではありません。


「心のデトックス」を癖付ければ
どんなに空気を読みすぎてしまう人でも
言いたいことが言えるようになるのです。


今回は言いたいことが言えない人の特徴とそのメカニズム、
言いたいことが言えるようになる秘訣についてを
お伝えしていきたいなと思います^^

繊細すぎる人は何故言いたいことが言えないのか?

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繊細な人には本音や自分の考えていることを
上手に伝えることができない人が多いですが、

そのように自分の思いを伝えられない理由の一つに
「空間意識と自分の意識が同化してしまう」というものがあります。


これは無意識に人の考えていることや言いたいことを
勝手に汲み取ってしまうことを指しますが、

ギフテッド(繊細人間)の中でも
HSPという極度に繊細な人たちは特に多くの意識を汲み取ってしまう為に
自分の考えを思うように伝えることができません。


HSPの人たちがアスペルガー診断をすると
自閉傾向がある」と出ることが多いですが
自閉症と呼ばれる人たちも同じように
このような理由で自分の思いや感情を表に出せずにいます。


きっとこのようなタイプの人は
「あなたの意見を聞かせて欲しい」と聞かれても
周りの人の考えや、その時の状況を強く感じ取ってしまったり、

自分の本音を言った後のことを想像できてしまうがために
本音が言えなかったり黙り込んでしまった、という経験があるはず。


私自身もまさにこのタイプで、このような状況に毎回悩まされたり
人間関係においては必要以上に疲れてしまうこともありました。


言いたいことが言える人と、言えない人の違い

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言いたいことが言える人と、言えない人では
先ほどお伝えしたように「意識の領域」に違いがあります。


言いたいことが言える人は、自分の意識が明確なので
「自分は自分、他人は他人」と考えている領域を分けて
物事を見たり考えることが出来ますが、

言いたいことが言えない人は、自分の意識が不明確なので
人の影響を受けやすく「自分はどうしたいのか?」を見失いやすい。


その場では「OK」だと言っていても
それが人の影響を受けているのであれば
影響力を与えてきた人物と離れた時でないと
自分の本音に気づくことが出来ません。


家族と一緒にいる時は家庭のルールに従うのが当たり前。
その時は納得していたはずなのに、実家を離れた途端になぜかイライラしてきたり
本音が言えなかった自分にムシャクシャしてしまう、というのが分かりやすい例。


人に影響力を与えやすい人
(繊細な人にとってエナジーバンパイアに当たる人)と一緒にいると
自分の意識が相手に飲まれてしまうため
自分の伝えたいことが分からなくなってしまうのです。

HSPの人が影響を受けやすい人は エナジーバンパイアという人たち。 エネルギー的に相性が合わないので その時は相手に合わせることができたとしても 離れた時にどっと疲れてしまったり 自分じゃない自分を演じていることに 嫌気が差したり、本音とは違った態度をとって 後で後悔することが増えたりもします。

恋愛で疲れやすいのはエンパスだから?言いたいことが言えない人の共通点 - 繊細すぎる私が見てきた世界、ギフテッドという生き方。

 

また、繊細度が強い人はADHDの人たちのように
頭の中で閃くことや考えることが多いのも特徴。

その思考から一つの答えを見つけ出すことが難しいために
言いたいことが言えないのも、理由のうちの一つです。


 

繊細でも言いたいことが言えるようになる秘訣

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HSPのように極度に繊細な人たちは
周りのことばかりが気になってしまうため
自分の考えを後回しにしがちな傾向があります。

人の期待に答えたり、人の感情を汲み取るのは得意だけど
自分の答えや意見を求められると何と答えれば良いのか分からない、というのが
きっとHSPの人たちの本音なのかもしれません。


ちなみに私は、周りの考えや意見を気にせずに
自分の思ったことや言いたいことを言う、ということを心がけるようになってから
自分の本音が段々人に言えるようになってきました。

特に「会社勤めをする」という形で
不満を抱える環境に敢えて飛び込んでみたことで
不満や鬱憤を言わざるを得ない状況に自分を追い込んだことが
私にとっての心のデトックスに大きく繋がったのです。


というのも、HSPは空気を読み過ぎて我慢癖がついているので
HSPの私にとって自分の本音が言える機会があるということは、
とっても重要なことだったんです。


人は心のバランスが取れていないと
どこかで上手く自分の力を発揮できなかったり
その悩みのしわ寄せが別の場所に現れます。


私であれば、ストレートに伝えれば伝わるようなことでも
遠回しに伝えようとしていたり、遠回しに伝えすぎて
相手に伝わらなかったりすることがありましたが、

自分の思いを常に伝える「心のデトックス」をすることで
言いたいことが言いたいように言えたり
本来伝えたかったことがスムーズに伝えられるなどして
仕事もまた良い形で回るようになったのです^^


また、HSPのギフト(才能)は
他人にとっての正確な鏡になることでもあります。

感じたこと、思ったことを素直に伝えることさえできれば
持ち前の「直感力(直観力)」で相談者を良い方向に導くことが出来るし
「あなたの意見が知りたい」と周りの人に求められるようにもなるの。


そう考えると、適度な毒出しは必要。


我慢せずに言いたいことが言えるように癖づけたり
不満や気づいたことを敢えて人に伝えることも大事だし

実際に私がやってみたように
不満を言わざるを得ない環境に身を置いて
自然と毒出しできるようにするのもテなのかなって思います^^

「なんでこんなに生きづらいの?」HSPと一般人の3つの違いと、生きづらい理由

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私は生まれつきのこの繊細さゆえに、自分を何度も見失っては、自分の身体がボロボロになるまで誰かのために生きようとしていました。

人に合わせることが難なくできてしまうと、実はそんな風に知らない間に無理をしていたりする。

どこまで出来るのかも、どこまでが限界なのかも分からないから、ひたすらボロボロになるまでやり続けてしまうの。


だけど自分を大事にするとか、自分を知ることがどんなに大事なのかに気づいたら、自分が生きることの意味が見えてきました。


どんなに生きづらくても、どんなに苦しくても、必ずしっくりくる答えがあります。

 なぜ自分が分からなくなってしまうのか?? 

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極度に繊細なHSPという人たちは、内気だとか敏感すぎると思われることも多くて、中々一般の人にはその感覚を理解してもらえません。


私も自分がHSPだということが分かってからは、家族に自分のことを理解してもらおうとカミングアウトをしましたが、

「そんなの、みんなだってそうだよ」なんて返されたりして、

その感覚を全くと言っていいほど理解してもらえず「弱い理由を言い訳している」とばかり思われていました。

まぁ今になって思えば、日本人は基本的に繊細な人が多いし、繊細さは遺伝でもあるから理解を得ることができなかったのかもしれません。


ですが、日本人にも人の気持ちを察する「共感能力」が多かれ少なかれあるとはいえ、

一般の人が人の気持ちを「意図的に」理解しようとするのに対し「自然と」汲み取ってしまうのがHSP


無意識に人の真似をしていたり、あからさまに笑い方や話し方が移ったり、本音で言いたいことが分かっていても、

その場の空気感で急に喋れなくなったり人の意見に気づけば同意しているということもあるの。


一般の人よりもオーラが透けていて意識が同化してしまう、という話も聞いたことがあるけれど、

人と一緒にいる時に自分の考えていることや感情が見えなくなってしまうのが、HSPの人にはよくあることなのです。


だから、自分が分からなくなってしまうのは、他人のことが分かりすぎてしまうからでもあります。

自分の意識の領域をしっかりと理解することが、HSPの人にはとても重要なことなのかもしれません。


一般の人とHSPの感覚の3つの違い

五感 

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HSPの繊細さは一般人には中々伝わりにくいですが、HSP目線で見るとその違いは明確です。

まず、繊細な人と一般の人は、感じる感覚「五感」に違いがあります。


一般の人にとっては何気ないことでもHSPにとって気になって仕方がないのは繊細な人の感じるセンサーがとっても敏感だからでもあります。


例えば、人のコソコソ話が必要以上に気になってしまったり、工事の音や車の音が大きな音に感じたり、

携帯やパソコンの液晶画面が眩しくて暗めの設定にしていたり、食べ物は薄味が好きだったりする。

これは「五感(視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚)」が敏感だからこそ感じる感覚なの。


フワフワした服やタオル、モチモチしたりコリコリした食感の食べ物が好き、

でも、虫のカサカサという動きやブツブツする肌触りのもの、チクチクする服は嫌い、というのも、HSPの人にはよくあります。



また、HSP自閉傾向が強い「隠れアスペルガーでもあります。

そのため、狭いところが好きだったり、お気に入りの毛布に包まれると落ち着いたり、暗いところが好きだったりもする。

このような特徴が一般の人に全くないわけではないですが、HSPの場合は自分が感じるものに対してこだわりが強く出てきたりもします。


視点、感覚 

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HSPは一般の人と比べると、ちょっと変わった視点を持っています。


これもある意味、五感での感じ方に違いがあるからでもあります。


素直で偏見がなかったり人と関わることに重きを置いていないことも、その理由なのかもしれません。


例えば、一般の人であれば常識や人の意見、考え方を頼りに答えを導き出そうとしたり行動したりしますが、

HSPには人に合わせたり人からの評価を気にするという感覚があまりありません。


そうなると、会議や話し合いの場で突拍子のない発言をして周りの人から反感を買ったり、

人とは違う意見を伝えることで悪目立ちしてしまい「自己中な人」「注目を浴びたい人」だと誤解されてしまう、といったことが起こってしまうの。


また、直感で行動することも多いので、感覚的に発言したことが相手にとって図星だった、なんていうこともよくあります。

相談に乗ったからそれに答えていただけなのにふと発言したことがストレートに届きすぎて相手を怒らせてしまったり、悲しませてしまうというのが良い例です。


実際に悪いことをしているつもりはなくても「共感して欲しい」という人に真剣にアドバイスをしてしまって、

結果、相手を怒らせたり傷つけてしまったという経験は、HSPにとってはよくある話なのかなって思います。


思考回路

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HSPの思考回路はとても複雑な構造になっています。

アスペルガーは左脳優位と言いますが隠れアスペルガーHSPも比較的左脳優位なので物事を複雑を考える人が多いのも特徴です。


哲学的な考え方が得意な代わりに物事をシンプルに考えることが苦手でもあります。

話し方がまどろっこしくて「何が言いたいのか分からない」と思われたり
遠回しな言い方をしてしまうのはそれが理由。


あとは、何をするにしても「根拠」がないと動けない、という人もHSPには多いかもしれません。

会社の決まりだから、みんなやってるから、という話だけで伝わらないのは根拠が明らかではないから。

「分かるように説明して欲しい」というのがHSPの本音だから、納得がいかないことを無理に押し付けられた時には不快感を強く感じます。


ただ、複雑型な思考回路をしている割には、頭の回転は物凄く早かったりもします。


一般の人が話すような表面的な話(人の名前や住んでいるところ、今どんな仕事をしているかなど)に無関心なのも、

単純な話の結末が想像できてしまったり人に気を使うような建前上の話が好きではないから。

その代わり、無駄のない本質的な話を好むため、唐突に自分の聞きたい質問をしたり話の前置きを飛ばして結論を求めようとすることもあります。


HSP同士であれば「テンポ良く会話が出来て心地が良い」「話がスムーズで楽」と感じることではあるのですが、

一般の人からすると話の速さについていけなかったり、冷たい人に感じられることもあります。


HSPが軽率だと勘違いされる理由は、実はここにあるのかなって思います。


違いを理解してないと人に振り回される?!

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HSPは日本人の中では5人に1人の少数派。


だからこそ意見が割れた時は、

「あなただけ違うのは可笑しい、変だ」

「自分勝手な発言ばかりしている」


「同じ意見の人はいないから、それは間違いだよ」


なんて責められた経験がある人もいたかもしれません。


人の意識と自分の意識が同化してしまうから自分の意見を見失いやすいし人の意見がとても正しいように思えてしまう。

そうなると、結果、何でも人に合わせてしまったり、自分に無理をすることがあった人もいたんじゃないかなって思います。


これまでに個人セッションを受けてくれた方たちにも、自分の意見が言えずに周りの人に振り回され続けてきたり、人との違いがイジメの原因になっていたり、

自分を傷つけるような人と無意識に付き合っていたりして、自分を苦しめながら過ごしてきた人が大勢いました。


そんな方たちと向き合っていくと、

「自分を分かってくれる人がいてよかった」

「今まで苦しんでいたのも、意味のある経験だったんですね」

「私はこのまま生きていて良いんですね」


という涙ながらの言葉を聞いて一緒に涙してしまうこともあります。


HSPの島は今はまだとても小さな島だけど、その島は無人ではないしその島にいる人たちで分かち合えることも沢山あります。

HSP同士で会うとそれだけで、心が溶け合って、たとえその人と会うのが初めてだったとしても自然と安心感が芽生えたりもします。

自分と同じ感覚を持った人や良き理解者がいるということがわかるだけでも、HSPはとっても安心するんじゃないかなって思います。






【参考図書】

地球で「生きづらいなぁ」と思ったら読む本

地球で「生きづらいなぁ」と思ったら読む本

 
未来は、えらべる! (VOICE新書)

未来は、えらべる! (VOICE新書)

 
潜在意識を使いこなす人 ムダにする人

潜在意識を使いこなす人 ムダにする人

 

 

うつ?境界性人格障害??「自分のことがよくわからない」という病気について解説します

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「自分が何者なのか?」が分からないと、
不安な気持ちになったり生きている意味が分からなくなることってありますよね。


私も今まで自分のやりたいこととか自分がどうなりたいかが分からなくなった時、

このまま私は生きていて良いのかな?って自分を責めたり、自分が嫌になることもありました。


だけど、そんな自分とどうしても向き合わなきゃいけない状況に立たされた時、それをキッカケに真実に気付くことができました。


自分のことがわからなかった理由。


それは「自分以上に他人のことが理解できてしまう」ことにありました。

他人のことが分かりすぎる反面、自分が見えなくなってしまっていたのです。

多分、自分のことがよくわからない人って、そんな隠れた能力を持ってる人たちなんじゃないかなって思うの。

自分がわからなくなる「境界線人格障害」とは?

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うつについては「何もやる気が起こらない状態」だとか、「気持ちが沈んだままで中々立ち直れないもの」というイメージを持っている人が多いと思いますが、

「境界線人格障害という言葉を耳にした人ことのあるひとは、あまりいないかもしれません。


私自身が超繊細人間であるHSPだと知ってからは、自分を知るために色んな精神疾患に触れてきたけれど、新しい用語ばかりで覚えきれないほど沢山の病名があります。

そして境界性人格障害というのも、その一つ。


「確かな自分を持てない(明らかな自分の意思を持つことができない)」

「二面性があり、物事を極端に捉える」


「感情を上手くコントロールできない」



というのが、主な症状のようです。

これを病気だと思えば、確かにそう思える部分もあるかもしれません。

ですが、実際に精神疾患発達障害を調べてみて思うことは、多かれ少なかれこれは誰にでも当てはまっていることなんじゃないか、ということ。


実際にうつや境界性人格障害はもちろんのこと、その他精神疾患発達障害は「一般的な人とはちょっと違うから」という理由で、病気という枠に一括りにされてしまっている部分もあります。


繊細さゆえに人と違った感性を持っている人たちが「変わり者」と判断され「何かしらの病気かもしれない」とうたわれているだけなんじゃないかって、私は思うんですよね。


感受性が豊かであれば、気持ちが揺れやすいのは自然なことだし、人より不安な気持ちになることだってある。

自分の心を労わるよりも先に仕事や人間関係に追われていれば、気持ちが病むことだってあるし、死にたいと思うことだってあるかもしれません。

誰かにこの気持ちを気づいて欲しいなって思うことだってあると思います。


そして「気づいて欲しい」と思ってやったことが、単純に自傷行為だったというだけ。

自傷行為」というところだけを見ると、確かに病的だと思うのが自然なのかもしれないけれど、それは繊細な人たちなりの意思表示でもあるの。


自分のことがよくわからないのは、HSPだからかも?

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自分が分からなくなったり、不安になったりするという意味では、HSPにもよく似てるなと感じています。

人と一緒にいると、人に合わせることは難なくできる。

だけど、意見を求められると何を答えて良いのか分からない、といった状況にHSPは陥りやすい。


その理由は、周りの人の意識と自分の意識が同化してしまうからでもあります。

自分がどうしたいのか?何を求めているのか?が分からないのももちろんですが、それよりも「人の役に立ちたい」という思いが強かったりする。

自分のことよりも、相手がどうして欲しいのか、何を言われたいのかが自然と読み取れてしまうから、無意識に相手に応えようとしてしまうのがHSPなのです。


そんなこともあって、HSPは周りの人にとっては有り難い存在になりやすいのだけど、

その分神経使って、もの凄く空気を読んでいたりするから、本人的にはとてもストレスに感じることがあったり「どっと疲れる」なんてことがよくあります。


だから「人の役に立ちたい」という気持ちがあることは、とても素晴らしいことなのですが、

自分の心の状態と上手くバランスをとることも、それと同じように大切なことでもあります。


周りばかりが気になってもOK?!それよりも大切なこととは・・

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自分のことがよくわからないのは周りの人の意識が入ってくるから。

それは単なる自然現象だから病気だとか何かに問題がある、という訳ではありません。


自分のやりたいことがない(分からない)というのは、

一般の人からすると「自分のことなのになんで分からないの?それっておかしくない??」と思えることでもあるかもしれません。

ですが、自分のことが分からなくなるのにも、実はそれなりの理由があるの。


現実的なことよりも、発想力を活かしていこう!

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HSPやギフテッドのような繊細な人は、実は発想力が豊かな人たちでもあります。

ADHDの人たちは「多動で落ち着きがない」なんて言われることがあるけれど、

それは頭の中に色んな発想が浮かんできて「行動せずにはいられない!」という状態になっているからでもあるの。

内向的なタイプの人でも「頭の中は忙しない」という人は意外と多いものなのですが、そういう人なんかも発想力が豊かな証拠。


だから、何かやることを一つに絞ろうとしたり「今やるべきことは・・」なんて、常識的なことを考えながら行動するよりも、

「今やりたいこと」「今言いたいこと」「今思いついたこと」を優先して行動すると、行動していくうちに答えが見えてくることがあります。


「今ココ意識」で頭の中をクリアに!

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結局人が悩む時というのは、大抵、後先のことを考えている時だったりする。

頭の中が忙しない人はイデアは沢山浮かんでいるにも関わらずそこで優先順位を考えたりするから余計に悩むのです。

そんな風に悩んだ時は、常に「今ココ」を意識してみると、シンプルな答えが見えてくるようになります。


これは誰かと一緒にいる時も同じ。

誰かの意見ばかり優先するのではなく、自分は「今」どうしたいのか?を考えてみると、シンプルにやるべきことが見えてきます。


周りを気にしてしまう自分を許す

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時には開き直ることも大切です。

繊細な人であれば周りの目が気になるのは当然のことだし、すぐに思ったことが言えなかったり、素直になれなかったりすることもあります。


だからまずは、人とは違うんだということを自分が一番に理解してあげて、人の目を気にしても良いんだって自分に許可を出してあげると良いんじゃないかなって思います。


クライアントさんからも「自分が繊細だなんて思っていていいのでしょうか」といった相談を受けることがありますが、

「繊細な自分を受け入れる」というのは逃げのアクションではないということを、毎回のようにお伝えしています。


たしかに「私は人より繊細なんです」と言ったところで「自分で自分を繊細って言う??」なんて言われるオチもありますが(笑)

別に毎回、面と向かって繊細人間だと自分をアピールしなくても、自分の中だけで理解しているだけで違うと思うんです。


それよりも「人とは違ってはいけない」という思い込みが、結果自分自身を苦しめていることの方が多いから、

人と違ってもそれはそれでいい、間違いじゃないんだ、とちゃんと自分が自分に言い聞かせてあげることが大事なんじゃないかなって思うの。


周りの影響を受けてしまう、もう一つの理由

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これはギフテッドの使命的な話なのですが、

ギフテッド(繊細人間)がなぜ周りの人と意識が同化してしまう体質をしているのか?人の役に立ちたいと思うのか?というと、

それは、愛を循環させることで多くの人を助ける(役に立つ)ということを決めて
生まれてきているからでもあります。


HSPのように極度に繊細な人たちは、人の感情が汲みとれてしまうことが悩みの種になりやすいのだけど、

別の見方をすれば人の感情を読み取る能力(共感能力)を通して、人の悩みや世の中の問題を解決することができるということでもあります。


だからHSPにとっては「人に寄り添う」とか「人の間に立つ(中立)」とか「調和」がテーマなの。


普段はフワフワしやすい意識の焦点を「人」に向けることで、人の役に立ったりギフト(才能)を活かすことができる。

人の影響を受けやすいからと悩むのでなく「それをどう活かしていこうか?」と考えていくと、繊細さの活かしどころが見えてくるんじゃないかなって思います^^





【参考図書】

隠れアスペルガーという才能 (ベスト新書)

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